2022年1月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2382ページ
ナイス数:141ナイス

https://bookmeter.com/users/733042/summary/monthly/2022/1
■カインの傲慢
倫理観が問われるラストだった。なんともいえないモヤモヤする終わり方。貧困に付け込むビジネス。親のために犠牲になる子供たち。金にものをいわせて自分の悪事を正当化するタイトルの通り傲慢でしかない。
読了日:01月08日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/15689204

■サイレント・ブレス
「看取り」をテーマにした小説が増えているような気がする。医者の仕事は、病気を治すこと、生かすことだけではない。最後の日を迎えるための準備もしなければならない。わかっていても受け入れたくない、本人や医者だけでなく、患者の家族の気持ちにも寄り添わなければならない。終末期、在宅医療の現実を垣間見たような気がした。
読了日:01月14日 著者:南 杏子
https://bookmeter.com/books/11155829

■焼肉で勝負! 食堂のおばちゃん(10) (ハルキ文庫)
なんか、夜の部がどんどんすごくなっているような気が…。はじめ食堂の料理は、相変わらず美味しそうでした。
読了日:01月16日 著者:山口 恵以子
https://bookmeter.com/books/18093944

■谷中びんづめカフェ竹善 4 片恋気分の林檎フェス (集英社オレンジ文庫)
前作のラストの展開が気になっていたが…。紬ちゃんが自分でちゃんと決着を付けてエライと思いました。今回は、思いがけない紬父の登場や、報われない虎太郎の思い。まだいくつも波乱がありそう。
読了日:01月16日 著者:竹岡 葉月,勝田 文
https://bookmeter.com/books/17081734

■能面検事の奮迅
現実に起きた事件を匂わせるようなストーリー展開。隠したいというか守りたかった過去。背景に悲しい恋の物語がある辺りは、現実とは違う。ラストの岬父の言葉が染みる物語である。
読了日:01月17日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/18294755

■放課後の厨房男子 (幻冬舎文庫)
存続危機といわれる「包丁部」を舞台にした小説。新入生勧誘にはじまり文化祭、高校生男子のパワー全開の物語。豚汁にはじまり、小麦粉男子全開のスイーツ。クロテッドクリームもどき食べてみたいぞ。
読了日:01月22日 著者:秋川 滝美
https://bookmeter.com/books/12270741

■放課後の厨房男子 野獣飯?篇 (幻冬舎文庫)
優也と不知火のおかげでパワーアップ?した「包丁部」。新入生勧誘も例年とは違う。そんなに出番はないのに存在感があるキングオブいい人の金森。ガッツリ野獣飯だけでなくオシャレ感も出てきた2巻目でした。
読了日:01月22日 著者:秋川 滝美
https://bookmeter.com/books/13153512

■放課後の厨房男子 まかない飯篇 (幻冬舎文庫)
高校を卒業しても包丁部モードは健在で。不知火も優也も、本当に先輩たちが大好きよね。翔平の片思いは報われるのか?大学生編も熱い!!!!!!
読了日:01月25日 著者:秋川 滝美
https://bookmeter.com/books/14160666


▼読書メーター
https://bookmeter.com/
 

1月に読んだ本で面白かったのは『放課後の厨房男子』のシリーズと南杏子さんの『サイレント・ブレス』です。

まったく異なる内容ですが、どちらも読みごたえがありました。

 

 

放課後の厨房男子 (幻冬舎文庫)

 

放課後の厨房男子 まかない飯篇 (幻冬舎文庫)

 

放課後の厨房男子 野獣飯?篇 (幻冬舎文庫)

 

 

サイレント・ブレス 看取りのカルテ (幻冬舎文庫)