2021年8月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3323ページ
ナイス数:207ナイス

https://bookmeter.com/users/733042/summary/monthly
■赤いモレスキンの女
パリが舞台になるだけで、こんなにもオシャレな物語になるのだろうか?主人公がバッグを拾うシーンから始まり、その中身、そこから導き出される推理。主人公の行動がちょっと怖いなぁと思いつつも「持ち主と出会えますように」と読んでいる最中、ずっと思わずにいられなかった。
読了日:08月07日 著者:アントワーヌ・ローラン
https://bookmeter.com/books/18379829

■ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集
村上春樹氏の紀行文集。アイスランド編とフィンランド編が印象に残った。
読了日:08月07日 著者:村上 春樹
https://bookmeter.com/books/9924132

■色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
一度読んでいるのだが、内容を全く覚えていなくて再読。主人公に起きた出来事に「ひどいなぁ」と訝り、何も今更蒸し返さなくてもと。ただ、やっぱり真相を知りたいなぁとも思う。過去を遡りつつも「今」を生きる、そんな人たちの物語。
読了日:08月07日 著者:村上 春樹
https://bookmeter.com/books/6592335

■最高のアフタヌーンティーの作り方 (単行本)
ちょっとワクワクするようなタイトル。老舗ホテルのホスピタリティが遺憾なく発揮されるストーリー展開。そのなかには、今の日本で働く人に起こっている問題点も盛り込み、さまざまなエピソードが登場する。ソロアフタヌーンティーの達人の真相を知った時は驚きつつも嬉しかったです。
読了日:08月07日 著者:古内 一絵
https://bookmeter.com/books/17723217

■ヒポクラテスの悔恨
真相がわかるまで、とにかく引っ張られている感が。結局、犯人の行為は、逆恨みとしかいえない。それにしても、謎の死体が多く、闇に葬り去られているのか…。
読了日:08月07日 著者:中山七里
https://bookmeter.com/books/17933427

■和菓子迷宮をぐるぐると
理系男子が、ひとつの和菓子との出会いから職人を目指す物語。その熱意と情熱に周囲の人は絆されてしまう。主人公だけでなく同級生たちの成長物語でもある。「真相」がわかったことで、主人公は一皮剥けたかもしれない。
読了日:08月07日 著者:太田 忠司
https://bookmeter.com/books/17452430

■わたしの好きな季語
季語というのは「四季」を感じる日本語なんだなぁと改めて思う。著者の文体も相まって、私みたいに俳句に詳しくなくても楽しんで読める本になっている。
読了日:08月07日 著者:川上 弘美
https://bookmeter.com/books/16798051

■ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人 (集英社オレンジ文庫)
横浜山手と古くからある洋館を使ったホテル。ちょっと特別な空間を演出している。紗良の作るパンが美味しそうで食べたくなりました。
読了日:08月22日 著者:小湊 悠貴
https://bookmeter.com/books/13745615

■終活の準備はお済みですか?
終活をテーマにしている小説。気になったのは、30代の美紀と優吾の終活。対照的な終活の内容は色々と考えさせられた。終活はエンディングノートを書くだけではない、どう生きたいか生き方そのものを問われているような気がした。
読了日:08月22日 著者:桂 望実
https://bookmeter.com/books/17851828

■鴨川食堂ごちそう (小学館文庫 か 38-11)
毎回、流さんが作るご馳走が楽しみの小説。京都の四季が楽しめるのも『鴨川食堂』の良い所。今回は、謎解きの部分でも面白く、人の心の機微みたいなのが感じることができた。
読了日:08月22日 著者:柏井 壽
https://bookmeter.com/books/17986297

■酒ともやしと横になる私
コンパクトサイズの本には、著者のマイワールドが綴られている。小さな世界が、とてつもない宇宙に変わる。そんな風に感じた。
読了日:08月22日 著者:スズキ ナオ
https://bookmeter.com/books/16606569

■他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ
『ぼくイエ』において、確かに「他者の靴を履く」という表現は印象に残った。それにしても、エンパシーの概念の難しすぎることよ。そして、政治家たちは「寄り添う」とはいうが、それは自分の利益のためなのだろうか。誰も取り残さない、そんな持続可能な社会は今の所程遠いような気がする。
読了日:08月27日 著者:ブレイディ みかこ
https://bookmeter.com/books/18094812


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1ヶ月ぶりの更新になります。

毎月恒例の読書メーターまとめです。

 

ブレイディ・みかこさんの『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』は、難しかったですね。

脳みその普段使わない部分をガッツリ使った感じがします。

 

面白かったのは古内一絵さんの『最高のアフタヌーンティーの作り方』と小湊悠貴さんの『ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人』。

コロナが落ち着いたら、モデルになったホテルのアフタヌーンティーを食べに行きたいものです。

 

それでは!!!!!

 

他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ (文春e-book)

 

最高のアフタヌーンティーの作り方

 

ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人 (集英社オレンジ文庫)