また、久しぶりの更新になりました。

 

2021年7月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2171ページ
ナイス数:181ナイス

https://bookmeter.com/users/733042/summary/monthly
■魔女のスープ: 残るは食欲 (新潮文庫)
気に入ったを食べ続けたり、冷蔵庫からでてきたぬか床の再利用、家族との食事。食べ物あるあるネタが面白い。
読了日:07月14日 著者:阿川 佐和子
https://bookmeter.com/books/8343587

■ライオンのおやつ
ホスピスをテーマにした物語。残り少ない時間をどう過ごすか…。何か、いろいろと考えさせられる物語だった。
読了日:07月14日 著者:小川 糸
https://bookmeter.com/books/14455030

■声の在りか
子供のクラスメイトの母親たちとのLINEのやり取りが、なんだかなぁと。言いたいことがあっても上手く伝えられない、そんなもどかしい思いが、最後に昇華されたような。人は人、自分は自分と割り切れたらと思いつつ、いつもどこかで割り切れない思いを抱えているのが人間なんだろうなと思いました。
読了日:07月14日 著者:寺地 はるな
https://bookmeter.com/books/17852147

■ランチ酒 今日もまんぷく
2巻目のラストから、祥子どうすると思っていたが。手探りながらも、角谷を受け入れていく様子が描かれている。元夫や明里との関係にも進展が見られ、1巻目の時のような重苦しい雰囲気はない。祥子の決断には驚いたが、ちょっとその後の人生のランチ酒も読んでみたい。
読了日:07月22日 著者:原田ひ香
https://bookmeter.com/books/18067812

■日本のSDGs:それってほんとにサステナブル?
SDGsやサステナブルという言葉ばかりが独り歩きしているような気がして、いまいちわからなかった世界。この本はSDGsの定義と日本が抱える問題点。取り組みについてが書かれている。確かに経済は大切だが、環境や社会体制が整っていなければ、動かせないものである。まずは、SDGsに必要な土台作りから、考えなければならない。
読了日:07月22日 著者:高橋 真樹
https://bookmeter.com/books/17479221

■毒島刑事最後の事件
作家になる前の刑事時代の毒島が扱った事件についてが書かれている。この頃から作家になる準備をしていたのか、出版関係について詳しすぎるぞ。現実はわからないが、とんでも事件の裏側には、教授のように手は下さず、社会への不満や心の闇を利用して、犯罪を起こさせる輩がいるのかもしれない。なんか、モヤモヤ感が残る内容でした。
読了日:07月22日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/16164814

■東京會舘とわたし(上)旧館
関東大震災の前の年に創業し、戦争中、戦後のGHQ統治下での営業、そして現在に至るまで。結婚式や宴会に使われている東京會舘。その歴史がわかる物語。日本のおもてなし文化の真髄が、伝わってくる。
読了日:07月25日 著者:辻村深月
https://bookmeter.com/books/11069663

■東京會舘とわたし(下)新館
東京會舘で働く人、訪れる人、一人一人の思いが描かれている。何か特別な日があって利用する非日常の場所だからこそ、その1日を大切にしたい。そんな思いが伝わってくる物語だった。
読了日:07月25日 著者:辻村深月
https://bookmeter.com/books/11069664


▼読書メーター
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暑い日が続いていますね。

7月は、ずっと気になっていた本も読めた月でした。

読書メーターのつぶやきでは文字数の関係で、寺地はるなさんの本が、読了直後より、時間が経ってからジワリとくるという話のみ書きましたが。辻村深月さんの『東京會舘とわたし』や、小川糸さんの『ライオンのおやつ』も面白かったです。

『ライオンのおやつ』は、ドラマも好きです。

 

声の在りか (角川書店単行本)

 

 

 

ライオンのおやつ

 

(1)「小川糸さん原作。いま、生きることが愛しい。感動の物語。」

 

東京會舘とわたし 上 旧館 (文春文庫)

 

東京會舘とわたし 下 新館 (文春文庫)

 

興味がある人は、おうち時間に読んでみてくださいニコニコ