Ciaoペンギン

 

 

今週の聴き逃し配信は「イタリア語で家族について話す」がテーマです。

 

 

今日はLezzione20のスキットを聴いたのですが、イタリアは初対面の人とも家族のことを話題にするそうです。日曜日になると家族や親戚が集まって食事をするというように家族で過ごす時間を大切にしているのだとか。

 

 

さて、昨日聴いたLezzione19より。

「いくつ~?」と、数を尋ねるには?

Quanti siete in famiglia?

 

Quantiは、Quantoの複数形で「いくつ~」「何人」と数を数える時に使います。

Sieteは、不規則動詞essereの2人称複数形で「~である」という意味になります。

inは~の中に

famigliaは、家族という意味です。

 

 

直訳すると「あなた方の家族のなかには何人いますか?」という意味になります。

 

 

Lezione19では、Quantiの使い方について学びました。

Quantiは、男性名詞に使います。

Quanti negozi ci sono?

いくつお店でありますか?

 

そして、女性名詞にはQuanteを使用します。

Quante camera ci sono?

いくつ部屋がありますか?

 

 

Ci sonoは「~がある」という意味の複数形です。

 

 

久しぶりにイタリア語の男性名詞や女性名詞を意識しました。

 

 

 

Lezione19では、イタリア語での0~10までの数の数え方とessereの活用形についても学びました。

 

essereは、avereと同じく不規則動詞になります。

io(私は) sono        noi(私たちは)siamo

tu(あなたは) sei           voi(あなた方は)siete

lui/lei(彼は/彼女は) ē      loro(彼らは)sono

 

 

Essereは、イタリア語を習うと一番最初に活用形を習うイメージがあります。よく意味がわかっていないこともあって、混乱していたような・・・。

あれこれ考えるよりも、こういうもんだと割り切る方がよさそうです。

 

 

家族の話とは関係ないけど、須賀しのぶさんの『革命前夜』を読みました。

 

革命前夜 (文春文庫)

 

外出自粛期間中にシアトルマリナーズの菊池雄星選手が、おすすめの本として紹介していた記事を読みました。以前から気になっていたのですが、菊池選手が読んでいるということを知り、読んでみようと思った本です。

 

舞台は、ベルリンの壁がなくなる前の東ドイツ。

バッハの平均律が好きで東ドイツに留学を決めたピアニストの真山が主人公です。

異国で翻弄される真山の姿の様子が描かれています。

 

ちょうど、昭和から平成に変わった頃の時代で、東ドイツも変わろうとしていた時代だったんですよね。西側への憧れ、東ヨーロッパの変革。ベルリンの壁が崩れたことは知っていても、そこに至る背景については何も知りませんでした。

 

国を分断することに意味がないというのは、わかっているはずなのに。今、また分断をしようとするのだろう。読んでいて、色々考えさせられる本でした。

 

 

それでは、また音譜

Arrivederci虹