2020年7月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2127ページ
ナイス数:132ナイス

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■シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱 (ハヤカワ文庫JA)
ホームズとワトソンが女性で、舞台は現代のロンドン。海外の科学捜査系のドラマにありそうな展開。ちょっと唐突な所もあったけど、現代社会の問題が書かれているような気がした。シャーリーとジョーのガールズトークが微妙に面白かった。
読了日:07月03日 著者:高殿 円
https://bookmeter.com/books/11256833

■彼方の友へ
ラストは涙が止まらなかった。戦前から終戦までの少女雑誌の編集部を舞台にした物語。戦争中であっても少女たちに希望を持たせる存在だった雑誌。本って本当に素晴らしいなと思った。1人の少女が大人になっていくまでの過程が丁寧に描かれている。この本を読んでいると平和というのが尊いものと感じさせられる。現実はコロナで大変だけど、戦争がない世の中になってほしいと願わずにいられない。
読了日:07月23日 著者:伊吹 有喜
https://bookmeter.com/books/12377935

■妹たちへ―夢をかなえるために、今できること
初回が1998年というから、もう、20年以上続いているんだということに驚いた。あらゆるジャンルで活躍する先輩たちのメッセージが心に響きます。DeNAの南場さん、プロ野球チームを持つとか思わなかっただろうな。小谷実可子さん、海原純子さんのエッセイが印象に残りました。
読了日:07月24日 著者:日経WOMAN
https://bookmeter.com/books/559701

■ホームズ連盟の事件簿 (祥伝社文庫)
シャーロック・ホームズのパスティーシュ版。脇役たちが語り手になっている。最近、パスティーシュ版を続けて読んだが、本編をちゃんと読まなきゃと思った。
読了日:07月24日 著者:北原 尚彦
https://bookmeter.com/books/11618696

■福も来た パンとスープとネコ日和
順番を逆に読んでしまったので、流れがつかめないでいたけど、納得のストーリー展開。新メニューを考案しようか迷ったり、意外と仕事モードだったな。主人公のアキコをはじめ、しまちゃんや喫茶店のママがしっかりフォローしている。
読了日:07月28日 著者:群 ようこ
https://bookmeter.com/books/9077432

■あなたとオムライス 食堂のおばちゃん(8) (ハルキ文庫 や 11-10)
『婚活食堂』に寄せてきた?はじめ食堂は、ご近所さんたちのオアシスだなぁ。後藤さんのエピソードに涙、今回は終わり方にも驚く。出会いもあれば別れもある。登場人物に幸あれ。
読了日:07月30日 著者:山口恵以子
https://bookmeter.com/books/16067871

■金子と裕而 歌に生き 愛に生き
朝ドラ「エール」のモデルになった古関裕而夫婦の物語。妻の金子のことが中心のお話。出会いから夫婦になって、たくさんの名曲が誕生して。金子がいたからこそ、素晴らしい作品が生まれたのかもしれない。
読了日:07月30日 著者:五十嵐佳子
https://bookmeter.com/books/15231009


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今月読んだ本では、伊吹有喜さんの『彼方の友へ』が面白かったです。知らなかったのですが、直木賞や本屋大賞の候補にもなっていたみたいです。

伊吹さんの本は、岩手県を舞台にした『雲を紡ぐ』を図書館で借りてきたので、これから読もうと思っています。

 

それでは、また。

Arrivederc音譜