斑鳩町の町民体育大会を続けるかどうかについて、町の考えが今日の議員懇談会で示されました。19日の総務常任委員会で議題になりますが、議会の合意が得られれば、今年4月の開催が最後になるかもしれません。
少子高齢化のなかで、年々参加者の確保が難しくなり、自治会の負担が重くなってきていることや、住民の意識の変化による町民体育大会の存在意義が失われてきていることなどから、私は昨年12月議会で「見直すべきではないか」と問題提起を行いました。自治会や子ども会の加入率が低下しているなかで、自治会単位で参加する町民体育大会というのも時代遅れですし、「若い人に参加してもらえば」といわれても若い人も共働きの増加で休日に参加するのは敬遠する人が多い。小さい子供がいるなら、なおさらです。
町教育委員会は、昨年末から今年にかけて自治会長を対象にアンケート調査を行い、有効回答のうちのほぼ半分が開催に否定的という結果になったそうです。肯定的に意見は2割ほどです。
今年で60回目となる町民体育大会。4月の開催予定のため、今年にとりやめることはありませんが、住民と議会の合意が得られれば、今年で最後の開催となるかもしれません。