

カカオニブは、生のチョコレートのこと。
焙煎されたカカオ豆の破片で、渋皮のカカオ豆の外皮を剥ぎ、チョコレートに加工する前の段階まで整形処理されたものです。
カカオニブ自体は、焙煎したコーヒー豆と似たような味をしています。 食感は、コーヒー豆よりもサクサクしたもの。ナッツ味で、いわゆるチョコレートの風味が香ります。コーヒー豆よりもインパクトは少なく、マイルドな風味とのこと。
主に、食感と苦味のアクセントとして用いられることが多く、チョコレートをよりダークな色合いに変えます。その他、カカオバターやミルク、砂糖、香料などが加えられ、チョコレートとして完成します。
カカオは、現地では”神の食べもの”と言われており、非常に高い栄養価を誇っています。
カカオは多くの人に愛されているチョコレートの原料です。
東南アジアやアフリカ、中南米で主に採れる植物で、その豆をチョコレートの原料として使います。
生産方法は異なりますが、コーヒー豆と形などは似ており、採れる国も被っている所が多いですね。
カカオ豆そのものをカカオビーンといい、カカオ豆を砕いてフレーク(チップ)状にしたものをカカオニブと呼びます。
因みに、カカオニブをさらに砕き、パウダー状にしたものがカカオパウダーです。
カカオニブの効果効能
注目したいのは何と言っても高い抗がん作用、抗酸化作用です。
抗がん、抗酸化のキーワードであるポリフェノールが豊富に含まれています。
特に緑茶で有名なカテキン類が多く含まれており、緑茶の約4倍含有されています。
ポリフェノールのいくつかはシワやたるみを予防したり、紫外線から肌を守ってくれる作用もあるので、美容効果も非常に高いです。
その他血液をサラサラにしたり、虫歯を予防する作用もあったりと、たくさんの効能がカカオにはあります。
カカオはがん関連の本にも食べるべき食材として度々登場しており、医療と健康の両面から高い評価を受けています。
カカオニブの食べ方
基本的にチョコレートとして食されるわけですが、市販のチョコレートは白砂糖や油脂類、乳製品、添加物などが大量に添加されて出来上がります。
最高の食材が、白砂糖や乳製品や添加物を入れることによって台無しになってしまうのです。
そこで登場するのがカカオニブです。
カカオニブは、カカオの栄養を最も手軽に、そしてダイレクトに享受できる食べものです。
カカオビーンではいちいち砕かないと食べれませんし(そのまま齧っても良いですが笑)、カカオパウダーはドリンクにしたり、スイーツを作るという一手間がかかります。
一方カカオニブはそのまま食べることもできますし、アイスやヨーグルトにふりかけるなど、とにかくお手軽に使えるので非常に便利です。
個人的にはカカオニブを使ったおすすめのレシピは、ミューズリーです。
シリアルにカカオニブを投入するだけで良いので、簡単で誰でも作れます笑
加熱せずそのまま食べるので、栄養素をダイレクトに摂取できるので美容的にも最高です。
しかもカカオニブは豆乳やナッツミルク、オートミールなどの穀類、レーズンなどのドライフルーツと非常に相性が良いです。
ワインのお供にも宜しいようです





