節分 | Hiro☆の気ままなブログ

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2月3日は「節分」です。
豆まきや恵方巻きでおなじみのイベントですが、実は冬の節句の中でも重要な行事です。
開運に欠かせないこの日を、縁起よく取り入れてみましょう。

本来「節分」とは、土用期間の最後の日を表す言葉でした。
 
暦の上では「立春」「立夏」「立秋」「立冬」から、四季が切り替わる事となりますが
その「四立」の前約18日が「土用」で、季節の変わり目の期間とされています。
そして、その土用期間の最終日、つまり「四立」の直前日のことを
「季節を分ける日」とし、節分と呼ばれるようになりました。
 
ですから、本来の「節分」は年に4回あるものでしたが、
中でも冬の節分が最も重要で儀式的だったため、現代まで残ったと言われています。
 
東洋占術では「立春」を一年の始まりと考えるため、冬の節分は「大晦日」と同じ意味を持ち
年を越える重要さから生まれたしきたりが、現在の「節分の行事」となっているわけです。

では、そんな冬の節分は、どんなふうに過ごして「一年の始まり」を迎えるのでしょうか。
「開運」の視点から、おすすめの行動をご紹介いたします。

節分の代名詞でもある「豆まき」は、「陽」の日中に行うのが良いとされています。
「日中」に関して具体的な時刻は言われていませんが、日没までに掃除→豆まきの工程が済ませられれば、十分に良いと思います。
このとき、窓や玄関扉を開けて撒くと「厄を追い出す」効果が高まるそうです。
 
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節分豆は、神社で祈祷したものを購入することもできますが、
自宅に神棚がある場合は、事前に神棚にお供えすると、同様の効果になるそうです。
神社の「節分祭」に参加するのも強い厄祓いになります。

また、節分といえば「恵方巻」ですが、他にも「大豆」が行事食とされています。
大豆には「厄祓い」の効果があるため、豆まきが「家の厄祓い」であるのと同様に、
大豆を食べることで「人の厄祓い」になるということです。
ここでいう「大豆」は、豆腐や豆乳などの加工品でもOKです。
 
もちろん「恵方巻」も、小さな物でかまいませんのでぜひいただいてみてください。

大晦日と同様に過ごしたい節分は、お風呂でも「厄落とし」をしておくのがお勧めです。
厄落としといえば「塩」が代表的ですが、このような節目の日のお風呂は
日本酒も一緒に入れると、より浄化の効果が強くなります。
さらに、冬至の日にも使われる「柚子」のお湯は、年運の入れ替わる節分にも最適だと言われています。

立春の日には、「立春大吉」と書いたお札を玄関に貼るのが慣わしです。
「立春大吉」とは、左右対称の漢字だけで出来ているため、
「鬼(=厄)が家の内外を間違え、入ってこられなくなる」という意味を持ちます。
 
基本は、半紙に筆で書いたものをお札とする、と言われていますが
好きな大きさの紙に、筆ペンで書くだけで十分だと思います。
余裕のある方は「鎮防火燭(火災除けという意味)」のお札も用意してください。
 
これを、「立春大吉」は玄関の向かって右側に、「鎮防火燭」は左側になるように貼り
立春の玄関飾りとします。
「立春大吉」のみの場合は、右側だけでかまいません。
 
お札を貼るときは、テープやマグネットを使って、お札本体に穴をあけないように貼ってくださいね。
 
今年の立春入りは午前6時28分なので、
節分の日に焦って作らなくても、立春の朝に準備しても大丈夫です。
通常は立春から1週間程度貼っておくものらしいです。

これは当日でなくても良いことですが、立春の早朝に作ったお酒は縁起が良いとされ、
「立春朝搾り」と呼ばれます。
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当日に買うのも良いですが、立春の前から予約販売している蔵元さんも多くありますので
お好きな方はぜひ注文してみてください。
今年の運を底上げしてくれるお酒ですので、早めに飲むのがお勧めです。