厩舎の初重賞。 | 調教師日誌 ~仏・シャンティイーより~

調教師日誌 ~仏・シャンティイーより~

2008年渡仏。2017年調教師免許取得。フランス競馬の中心地シャンティイーでの厩舎日常風景。

久々の更新。

 

 

パリロンシャン競馬場にて野村オーナー所有3歳馬エゾップがリュテス賞を勝ち、オーナー及び厩舎に初タイトルを届けてくれました。騎手はうちの主戦パスキエ(ディープインパクトが走った凱旋門賞で勝った騎手と言えば分かりやすそう)。

 

 

日本外開業の邦人調教師フランス重賞初制覇。記録に残れて何よりです。

 

 

自厩舎は格上挑戦をよくし、そこでの勝負強さがある厩舎と評判があるらしく。

 

 

エゾップも人気はそこまでありませんでしたが、各馬の適した条件で走らせてあげるのも大事に思います。

 

 

 

 

 

 

レース後騎手インタビューでオーナーの馬で重賞勝てて超嬉しい、と。自分も同意、お役に立て安堵しています。

 

 

 

 

 

 

厩舎は9月に入り好調をキープ。直近10走で5勝をあげることができました。

 

 

これも日々お世話になっておりますオーナー方のお陰です。

 

 

岡本オーナー、フランス初勝利おめでとうございます。この子は結構上に行けると思います。

 

 

最後に嬉しいのが自分の持ち馬2歳チトセがサンクルー競馬場で4戦目にて初勝利。これもパスキエ。

 

 

この子はセリにて何との1500€で発掘してきた子。日本円で20万行くか行かないか。

 

 

中学から勉強そっちのけで相馬眼磨いてきたのがようやく役に立っているのかな。

 

 

フランスでは馬主資格取得が容易ですので気になった方は連絡してみてください。

 

 

hirooshimizu1031@yahoo.co.jp

 

 

 

 

 

瑠星くんにフランス初騎乗初勝利を贈れてハッピーです。