アッキが死んで・・
アッキって俺の後輩で 一緒に仕事もして
俺の死んだ兄貴 兄貴の友人からも可愛がられて・・・
小3位から あんぱんやって 俺らに 追い付こうと悪いこともやって
悪すぎて 少年院にも入ったな
チョコチョコ俺らにくっついて 先輩の俺らを呼び捨てにして
だけど 許せたな
アッキのオヤジが死んだ時も 実兄に連絡が着かず 俺に泣きながら電話してきたな
全部俺ら仲間で葬儀の段取りやって
兄貴 二人も居るのに 喪主やってたよな
アッキの大好きな先輩 約 5人も死んじゃったよな
そのうち 二人 尊敬してたよな
俺の兄貴と 俺の兄弟分 二人死んだ時も泣かなかったよな
そして 結婚して 子供 5人も出来て 幸せだったよな
俺も難病患って なんとか克服したあと
アッキ・・・
末期の白血病って診断されちゃったな
お前が、あと半年って余命宣告されて
俺 言ったよな
もし あの二人彷徨ってたら 連れてけよって
とりあえず 抗がん剤効いて 外泊取れるってなった時 そのまま行ったな ススキノ
お前 これが最後だから 今のうちみんなに挨拶しとけって
いろんな店入って 俺も
「こいつ 死ぬからよ 最後に 楽しませてやってくれ」って
周りには変な目されたけど
ドンチャン騒ぎ終わった後
お前の最後が渋かった
初めて俺を さん付で呼んで 敬語で 「ありがとうございました」って言ってくれたな
達者でな これが最後だったな
ある日後輩から電話があり 泣きながらお前の名前叫んでたぞ
俺も察知して「わかった すぐ行く」
そしてお前の最期を看取る事が出来た
子供達も大きくなったぞ
良かったな
これが俺の友人の話です
これは実話で あまり人には知られたくないとの事で この実話 またこの時のクラブのママが私の友達にいます
だから その方達には伏せて わからないように 投稿しようと思います