カイロ 「と言う訳で、映画

 

      水曜日が消えた  

       出演 中村倫也   石橋奈津美 

               監督・脚本 吉野浩平

 

 の、ノベライズ版が、

      水曜日が消えた

      著 石田壱成 構成 吉野浩平  講談社タイガ

 

 で、実は小説の映画化かなと思っていたら、映画の方が元作だったんだ、」

ビブ子 「本の発行が2020年の4月20日、映画の公開が2020年の6月19日だったから、書籍の方が先に並んだんだよね、」

カイロ 「コロナの影響もあって、公開が伸びたこともあったんだけど、」

ビブ子 「という事は、カイロは書籍の方を先に読んだのね、」

カイロ 「いや、あはははははは、」

ビブ子 「うん?」

カイロ 「書籍版は出て直ぐに買ったかな、映画の予告を見ていたら、図書館が話のキーに出てくるとか言っていたので、これは買っておくべきだろうと購入しておいたんだ、」

ビブ子 「購入して・・おいた、置いた・・・・・・積んで置いた?」

カイロ 「いやあー、あははははは、」

ビブ子 「まさか、読んでいない!」

カイロ 「いや、読んだよ、読んだ、DVDが出てから、レンタルして映画を見てから、面白かったから、書棚から探して読み終えた、」

ビブ子 「まさに、見てから読むか、読んでから見るか、で映画を見てから読んだと、」

カイロ 「で、小説版なんだけど、ラストに向かうシーンは映画と変えてあった、映画のラストはミステリー仕立て、小説版は青春小説風にしてあったかな、どちらもよかったけど、ちゃんと2度楽しめたよ、」

ビブ子 「多重人格の主人公だけど、私達とは違うパターンよね、」

カイロ 「まて、まて、まてまてまて、待て、大きな誤解を生む事を言うな、俺たちは設定上だから、」

ビブ子 「えーそうなの?」

カイロ 「あー、話を戻すと主人公は子供の頃の事故がきっかけに、人格が7つに分断されて、お互いの記憶を共有できないし、お互いに話す事も無い、7人の別人格が日ごとに表れるんだ、一週間の曜日ごとに7つの人格がそれぞれに生きている、」

ビブ子 「一番普通ぽい、火曜日が水曜日が消えたことに気づいたところから、物語が始まるのね、ねえ、あたしが突然消えたらどうする、」

カイロ 「・・・・・・・・・・」

ビブ子 「まあ、別に何も変わらないか、このブログが一人称になるだけだし、」

カイロ 「         」

ビブ子 「うん?」

 

ビブ子 「おい、なんか言えよ、」

 

ビブ子 「おい!」

 

ビブ子 「おおい!本人のお前が消えてどうすんだ、嫌だぞ、お前の爺さんで、ハゲで、デブの身体なんか、私はいらん、要らないからな!!!」

 

ビブ子 「この身体で、実世界を私に生きろというのか、おい、じじい!・・・ハゲ!」

 

ビブ子 「ちびでぶはげじい!ちびでぶはげじい!出てこんかい!」

カイロ 「おいおい、酷いじゃないか、頭の中で別の奴と少し話してただけだよ、」

ビブ子 「ブログの中でぼーとするんじゃねえ!・・・・ああ、まあいい、いるなら良いんだ じゃあ、次回な、・・・・・この糞野郎が・・・・・

カイロ 「あははははは、さようなら、」