はな

たまに「はな元気？」とうちに老猫がいることを知っている人から聞かれるのですが、

実は今年の夏に永眠してました。

24歳ぐらいでした。

猫としては長生きでしたし、20歳を超えたぐらいから痩せてきたこともあり、

「もうそろそろかな…」と思っていたので覚悟というか準備はできていました。

それでもそれから4年近く頑張ってくれましたね。

金沢にいた頃どこぞのペットショップで「子猫もらってください」の貼紙かなにかにつられて

何匹かいたうちの一匹を引き取ってきたのが「はな」でした。

ペットショップから含めると4回の引越し、

最初の数年は夫婦共々お勤め人だったので日中はひとり寂しくお留守番（ハゲつくってた）、

それでいて晩年はひとりのんびりするはずがはじめての他の猫二匹との同居など、

思い返せばストレスばかり与えていたような気もしますが

文句も言わず（ニャ～としか言えないしね）ついてきてくれました。

最後は自力で飲み食いは出来なくなってシリンジでの水分補給だけになりましたが、

生まれた日は知らなくても最後の時ぐらい看取りたいというこちらの思いを汲み取ってか、

そんな状態になりながらも一週間も頑張って、 7月19日の夜10時半ごろ我々の傍らで静かになっていきました。

本当に病気もせず（もしかしたら熱ぐらい出していたかも）、

ケガもせず（家猫だったしね）、

手間のかからない、「猫って飼うの楽ね」と思わせる子でした。

7月12日撮影 事務所へ「といで」とグルーミングを要求しに来た時の写真。 おそらくこれが自力で動いていた最後の時かもね。 ということで今さらながらも記事にもしましたので、 あらためてありがとう、お疲れさまでした。