インテリアコーディネーター資格試験の話題が続いていたので、今日は趣向を変えて、ある資格を紹介したいと思います。

113日(文化の日)。インテリアコーディネーター2次試験の東京会場にもなっている青山学院大学で試験を受けてきました。


それは

1 回江戸文化歴史検定 」(今回受験したのは3級です)



江戸の文化や歴史についての知識を問う試験です。今年が第一回目。3級・2級試験が行われました。なんと受験生は1万人にも及んだそうです。


時代小説を読み漁ったり、先輩に連れられ歌舞伎に行ったりと江戸のエッセンスにときどきは触れてはいたものの、歴史は大の苦手分野。公式テキストに出てくる語句が「聞いたことがないor聞いたかもしれないが記憶にない」言葉ばかり。くじけそうになりましたが、初めて知ることへの新鮮さが何とか打ち勝ち全範囲を学習することができました。


学んでみるとお江戸は深い!

江戸時代時間は今のように1時間60分・124時間と決まっていたわけではなく、日の出と日の入りを明け六つ、暮れ六つとしその間を昼夜で6分割した時間を一刻(2時間)と決めていました。よって日の長い夏と、すぐ暮れてしまう冬では、一刻の長さもかなり違っていたようです。

江戸は火事が多かったため至る所で普請が行われていたようですが、日の長い夏に集中させて出来るだけ人件費を抑えていたとか。なかなか江戸の人ちゃっかりしてます


また、「必殺仕事人」「暴れん坊将軍」などのTV番組の影響で、殺人事件や暴力事件が多いという印象を抱いていましたが、江戸の町は今とは比べ物にならないほど治安がよく殺人事件などは一年に数件しかなかったそうです。固定観念というのはコワイものです。

   (いずれも公式テキスト 大江戸見聞録より 江戸文化歴史検定協会編集)


この試験受験にあわせてこちらも読みました!

一日江戸人 杉浦日向子著 新潮社刊

試験対策に役立ったかどうかは定かではありませんが、江戸時代大人気だった相撲が女人禁制だったのはなぜ?や、銭湯で男女混浴でもあまり問題なかったのはなぜ?、江戸でもてる男性像とは?などなどへぇーの連続。オススメです。


今回の勉強を通して、何かに役立ったか!?と言われるととても微妙なところですが、江戸は現代の東京の基盤。今まで何気なく通り過ぎていた街の由来を知り、電車で窓の外を眺めながら、「この橋は○○だからこういう名前なんだな」など自然に考えている自分に驚き!?毎日が少し楽しくなったような気がしています


2回目は今年と同じく113日(文化の日)開催とのこと。

興味のある方は是非チャレンジしてみてくださいね


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大江戸見聞録