その昔、東京に住んでいなかったころ。


新宿では『新宿鮫』 ©大沢在昌)ばりのタバコハードボルドワールドが広がり、
吉祥寺では『ろくでなしブルース』 調メラメラ熱きバトルが日々勃発していると、信じてやまなかった私。


代っ子ならば、さしずめ『池袋ウエストゲートパーク』 に憧れて上京し、同じ地に住みたいと願うのでしょうか??


と言うのも、東京はそれほど街ごとに違う表情を見せ、それが人をこの地から離れがたくさせる魅力の一つとなっていると思うのです。


HIPS東京校 が位置するのは西新宿。

新宿の街を多少歩いたことがある方ならば、


“「都庁」を筆頭に「NSビル」や「三井ビル」など、超高層ビルが建ち並ぶビジネス街”


というイメージをお持ちではないでしょうか。



高層ビル

 ↑左手側が、新宿センタービル


確かにそのとおり高層ビルめぐり」という楽しみがある西新宿。

そんなビル街の、知られざるおすすめスポットがこちら、「ギャルリータイセイ」


ここは大成建設の企業ギャラリーであり、「20世紀建築の巨匠」と呼ばれるル・コルビュジェ1887~1965)のさまざまな造形活動(絵画、彫刻、工芸など)による作品を広く一般に無料で公開しているんです!!


場所は、地上53階建て・高さ223mという新宿センタービルの17階。


「本当にここにあるのかしら・・・むっ


とやや不安を抱えつつ、スーツ姿の方々にまぎれてエレベーターへ。

・・・すると、オフィスに囲まれた一角に、そのギャラリーを発見しましたビックリマーク


入り口


コルビュジェといえば、一般人でも名をよく耳にする巨匠中の巨匠。


彼は建物を空中に持ち上げる「ピロティ」や、「屋上庭園」など、近代建築の五原則を考案し、当時の建築界に大きな衝撃を与えたらしい。死後40年を経て今なお、多くの建築家が彼の功績を称えるとともに、才能を羨望しているそうです。


現在は、ル・コルビュジェの「手帖(スケッチブック)」展・第2部”を開催中。(6月30日まで) 彼は毎日必ず、小型のスケッチブックを携帯し、気になるものを描き、メモしていたそうで、今回はそのうちの1冊(日本初公開!!)をメインに企画された展覧会。


ポスター

では、次回月曜日に、そのレポートをお送りします音譜


■ビルビルについてのマメ知識


高層ビル街ならでは名物、ビル風。この日もおだやかな晴れ模様晴れに関わらず、ビル間に立つと、すさまじい強風を感じました。この風力は、なんとビル屋上で体感する強さと同じらしい・・・。

高層ビルというのは、11階建て・31m以上の建築物を指し示すそうです。

その数字の意味は、「消防車のはしごがぎりぎり届く高さ」。ちなみに60m以上の建築物だと超高層ビルと呼ばれるそう。なるほどOK


■「ル・コルビュジェの手帖」展 第2部


会期 5月29日(月)~6月30日(金) ※土日祝休

開廊時間:午前10時~午後5時 (入場は4時半まで)

入場料無料

会場ギャルリー・タイセイ

   

   東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル17F
   TEL.03-5381-5510 

   FAX.03-3342-8519

Copyright(C) 1996-2006 TAISEI Corporation


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