今回はお待ちかね、「教えちゃいます、勝利の図面!!」の後半編です。

昨年の本番試験問題から一部分引用すると「以下の条件をすべて満たす平面図を書く」という問題が出題されたそう。


■条件


 50代夫婦の二人暮らし

 部屋全体は、自然素材を活かして落ち着いたインテリアに

 キッチンは食器棚によって適度に仕切る

 床の間と押入れのある8畳の和室を設ける

 和室の畳は縁つきにする

 窓には明かり障子もつける

 和室と隣接する空間は引き戸で仕切り、両空間を一体的に利用できるようにする

 リビングには3人掛けソファのほかイージーチェア2脚

 ダイニングテーブルは6人座れる矩形にする

 そのほか必要なインテリアもコーディネートする



その上「インテリアの名称や、主要家具・間仕切り・壁の寸法、床・壁・天井の仕上げ材料を記入する」なんてことも求められたそうです。


↓では皆さんも試しに、完成図をイメージしてみてくださいね星


heimen


そこで、「書かれているとおりに描けば、何とか形になるんでしょ?」

と思ってしまうのが一般人。


実は文字では明確に指示されていない部分”に、罠が仕掛けられていたのです!!


たとえば・・・。


②→リビングのソファを向かい合った配置にすると減点。落ち着き感が出ないため。
畳の四辺に縁がついていたら減点。長方向にしかついていないのは常識であるため。




tatami1 tatami2






















などなど。 

そこで私が思ったのは、素材の名前とだか、家具の標準寸法だとかを覚えるのはもちろん大切ですが、まずは


“どうしたら快適な暮らしができるか、日々きちんと考える”


のが、インテリアコーディネーターへの近道ではないか?ということ。


その思いが確かになったのは、「キッチンが要求されていれば冷蔵庫、ソファが要求されていればお茶を飲むためのテーブルなど、言わずもがな必要となるアイテムは、わざわざ問題文で描き入れるような指示はされない」という講師の説明。


本番ではあせってしまい、そこまで思い及ばないかもしれませんが、そういった視点は実際にインテリアコーディネーターとしてお客様にプレゼンテーションする場合にも、欠かせないことでしょう。


さて、今回は実際の試験合格者が本番で描いた再現図面も展示され、図面練習用紙など使えるアイテム”のプレゼントもあったため、(手前味噌で恐縮ですが)合格を願う皆さんのお役に立てたようです。


2次試験に再チャレンジする方、熱血講師の指導についていきたい!!という方は、

「そこまで言うなら、どんなものか見てみるか・・・」という感じで、のぞきに来てくださいね音譜


セミナーに参加、その一歩を踏み出すかどうかが、合否の分かれ目になるかもしれませんよ・・?(笑)ニコニコ


↓↓↓クリックどうぞ☆

バナー

人気blogランキングへ

↓↓↓ついでにこっちもクリック☆

にほんブログ村 インテリアブログへ

にほんブログ村 インテリアブログ