学歴って、日系企業ではすごく重視されていて、外資系企業では学歴よりも「仕事ができるか」が大事、というイメージありませんか?私も外資で働き始める前は、まさにそんなイメージを持っていました。


でも実際に働いてみると、周りはほとんどが東大・慶應・早稲田出身で、たまに京大、一橋、東工大。上智はかなり珍しいという印象でした。これは、金融業界が「信用力」が何より大切な世界だからかもしれませんが、とにかく高学歴の人しかいなかったです。特に慶應出身は多かったですね。育ちの良さに加えて、頭の良さと社会性のバランスが良いことが金融向きなのかもしれません。


中途採用では実績がより重視されますが、特にフロント職ではかなりの実績がなければ、やはり学歴が重視される傾向があります。私の場合、業務が投資運用だったので、第三者の資金も扱う立場として、投資家に経歴を開示する事もあり、一定の学歴が求められることもありました。


とはいえ、もちろん仕事の評価には学歴は関係ありません。どれだけ収益を上げたかが評価のすべてです。入社後、試用期間中に解雇される人も少なくありません。特に外資金融のフロント職では、1人あたり年間1,000万ドル(約10億円)以上の収益が求められるので、それを目指して働くことになります。


学歴は確かに重要ですが、あくまで「選択肢」や「可能性」を広げてくれるもの。それ以上に大事なのは、仕事の能力、自分で考えて問題を解決する力、そしてコミュニケーション能力だと感じます。


中学受験やその後の受験でも、学歴を「ゴール」と考えるのではなく、将来の選択肢を広げる手段だと捉えて、自分で考えて物事を整理し、解決できる力や、他者とやりとりできる力を息子には育てていってほしいですね。