この連載及び番外編のスーパーフルムーンの記事を投稿し始めてからというもの、ブログ人生始めて以来の連日の多大なhit数を頂戴しています。ありがとうございます。

改めまして、今回の地震で大変な目に遭われている被災者の方々に謹んでお見舞いを申し上げるとともに、犠牲となられた方々、厳しい現実の中で懸命に新しい日々への模索をなさっている皆さんの心と魂の平安を、心よりお祈りいたします。

被災を免れたわたしに、今できることがあるとすれば、今回の東北地方太平洋沖地震が起きた瞬間のチャートから、わたしが感じることをお伝えすること。

この先、被災者の方々が、ひいてはこの日本が、いよいよ復興に向けて立ち上がる時のためにも、まずは現在ネットを繋げてこの記事を読める環境にいらっしゃる方々から、少しでも先々への希望を繋いでいくことが大切だと思うのです。

新しい扉を開いていくためのヒントになれば、と願いながら綴っています。

東日本巨大地震に寄せて。 本編 地震の瞬間のホロスコープチャート④ 不思議なシンクロ
東日本巨大地震に寄せて。 本編 地震の瞬間のホロスコープチャート③ 4つの目覚まし時計
東日本巨大地震に寄せて。 本編 地震の瞬間のホロスコープチャートと日本のチャート②
東日本巨大地震に寄せて。 本編 地震の瞬間のホロスコープチャート①

前回の東日本巨大地震に寄せて。 本編 地震の瞬間のホロスコープチャート④ 不思議なシンクロでも掲載したチャート。

$wakaleido-scope by hippy "m" 若夏-20110311_earthquakekite


チャートの中に書き込まれているのは複合アスペクトの「カイト」という形で、120度ずつ関わりあう3つの天体と、そのうちの1つの頂点から180度反対側に位置する天体の、計4つの天体から形成されます。その形が凧に似ているから「カイト」。

ちなみに、120度ずつで関わり合う3つの天体から形成される大きな正三角形は「グランドトライン」。これは、東日本巨大地震に寄せて。 番外編② スーパーフルムーンと遊ぼう☆ 20110320の満月☆①の中で取り上げた大きな正方形「グランドクロス」といわば対を成す形です。

地震の瞬間のチャートに浮かんだこのグランドトラインは、天界のふたご座ドラゴンテイル、現代日本を象徴するチャート上のてんびん座水星、天界のみずがめ座海王星&現代日本を象徴するチャート上の月から形成されています。

ふたご座、てんびん座、みずがめ座の3つの星座は全て「風」のエレメントの星座。同じエレメント同士の星座は、価値観が似ているので調和のエネルギーが生まれます。それが3つ揃えば、正三角形の形そのものが表す通り、調和の取れた、安定したエネルギーがそこに起こるのです。

ただし、この「安定」が曲者で、調和も取れ、安定しているということは、それだけで満足してしまい、発展性が損なわれる可能性があります。それを打開してくれるのが、第4のポイント、このチャート上では、いて座のドラゴンヘッドということになります。

ふたご座のドラゴンテイルと180度の位置で対向する、このいて座のドラゴンヘッドが、グランドトラインの安定感に緊張をもたらします。これにより、安定の更なる先へ、新たな発展が望まれるのです。

そしてこのいて座のドラゴンヘッドは、この地震が起きた瞬間のチャート上でも、先日のスーパーフルムーンのチャート上でも、大きな役割を果たしていました。

東日本巨大地震に寄せて。 本編 地震の瞬間のホロスコープチャート④ 不思議なシンクロより、抜き出し

丸で囲んであるのはドラゴンヘッド。これは、現在地球に生きる集合体としての魂が、何を目指しているのかを示しています。

つまり地震の瞬間、現代日本を象徴するチャートの上では、今を生きる地球人としての魂が目指す方向を示すドラゴンヘッドが、弓矢の切っ先になっていたんです!!

さらに、そのドラゴンヘッドは、地球から見て、いて座28度の方角を示しています。この度数?!ピンと来て、今調べたら、現在、地球から見て、ギャラクティックセンターがいて座の27度の方角に在るのです!!

わたしの理解ではギャラクティックセンターは、オーバーソウルの頂点、つまり、わたし達の魂の故郷であり、ワンネスの大元。そもそも何をしに地球を目指したのか、その動機の記憶が残る場所なんです。

ギャラクティックセンターに繋がることは、わたし達の魂が、今なぜここにいるのか、はるかな旅の目的を取り戻すことだと、わたしは考えています。


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東日本巨大地震に寄せて。 番外編② スーパーフルムーンと遊ぼう☆ 20110320の満月☆②より抜き出し

天界のドラゴンヘッドは、「今、地球上に存在するわたし達の集合体としての魂」が「目指す先」を表します。

実は、そのドラゴンヘッドが指し示しているいて座の27度辺りには、ギャラクティックセンターという、銀河の中心とされる場所が存在していると言われているのです。

もし銀河の中心から全てが始まっているとするならば、そこはわたし達の魂の出発点だと考えられます。スピリチュアルな世界観に親しみのある方なら、オーバーソウルや、ワンネスという言葉に馴染みがあるでしょう。

わたし達の魂が、ひとつだったといわれる、出発点の場所。そこから四方八方に飛び散った魂達が、幾世も越え、色んな星、色んな世界、色んな時代を経て、今この時代の、この地球を共に経験している。

それを全て遡ったスタート地点が、ギャラクティックセンターなのだと、わたしは理解しています。つまり、ギャラクティックセンターには、「旅の始まり」の記憶が残っていると考えられるのです。

何をしに、はるか彼方、この地球まで目指してきたのか、残念ながらそれを自覚している魂はそれほど多くはないのでしょうか。

今晩の月に意識を合わせ、自分の中心を意識して、そしてギャラクティックセンターに意識を合わせる。

きっとそうすることで、グランドクロスの扉が開けるのではないでしょうか?


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$wakaleido-scope by hippy "m" 若夏-20110320superfullmoon


余談ですが、こうやって見ていくと、地震から9日目のスーパーフルムーンは、まるで予め計画されていたかのように思えてきます。あの日の特別な満月が、月に目を向けた日本の、そして世界の人々の意識をひとつに繋げてくれたように感じるのです。

あの晩の満月を見る機会に恵まれた方々には、きっと自然と祈りの気持ちが芽生えたことでしょう。あの日、わたしのこのブログをお読みになられていなかった方でも、それは同じだったと思います。わたしには、あの日の特別な満月を通して、世界中の人々が心をひとつにし「満月の儀式」を行ったように思えてならないのです。

それはまさに、いて座の方角にある「ギャラクティックセンター」のテーマである「魂のルーツ」=「ワンネス」を地上に反映させたかのようなできごとでした。