$wakaleido-scope by hippy "m" 若夏-20100825fullmoon


明日、2011/3/20 3:11:00 am(日本時間)、おとめ座の28度で満月が起こります☆

東日本巨大地震に寄せて。 番外編① スーパーフルムーンと遊ぼう☆ 満月考察の過去ログ③
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2007/05/24 my life as a hippy 投稿記事より再投稿

「満月の遊び方 part.3」

注釈: 文中に出てくる日付は全て、2007年5月現在のものです。

恐ろしい勢いで書きなぐっていますが、満月の遊び方、part. 3です。ゼェゼェ。そろそろ決着をつけたい(笑)

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さて、part.2までの記事で、ホロスコープチャートの真ん中が、何故、そんなに大切なのか、わたしが力説している理由がお分かり頂けたのではないでしょうか?

でも、ホロスコープごご存知の方はお分かりだと思いますが、ホロスコープチャートの真ん中には、中心点は表示されていません。チャートによっては、アスペクトが表示されているものはありますが、中心点は描かれていないのです。

ここに、チャートにおへそがある人と無い人、という2種類のカテゴリーが出来上がる秘密があります。

では、チャートの真ん中に表示されていないハズのおへそ、中心点がある人って。。。?

それは、チャートに、ふたつ以上、オポジションという、天体同士が180度の角度で関係性を持つ配置になっている人、です。

円の中に、でたらめに対角線を2本引いただけで、中心点が出現しますよね?オポジションが2本以上ある人のチャートとはその状態を示します。

おへそがない人は、その逆で、オポジションの線が1本以下の人のこと。つまり、チャートの真ん中に交差点を持たないのですね。

でもね、だれでも、その2本のうち、1本だけは、必ず持っているんです!

それが、ドラゴンヘッド/ドラゴンテイルという、常に180度相反する地点にできる感受点なのです。このドラゴンヘッド/ドラゴンテイルというのは、太陽の軌道である黄道と、月の軌道である白道が交差する、正反対にあるふたつの交差点になります。

インド占星術では伝統的にそれぞれ、ラーフとケートゥと呼ばれ、大切なリーディングポイントとして扱われてきたようなのですが、その背景には輪廻転生の概念があります。そして、そのラーフとケートゥは、その人に宿った魂が過去に何をしてきて、今回は何を目指して地球に降りてきているのかを観ていくポイントとして捉えられているようです。

最近では、数年前に発売された、jan spillerさんの「前世ソウルリーディング」という本に、この
ドラゴンヘッド/テイルをどうリーディングしていくか、の指針が詳しく書かれています。わたしもずいぶんと参考にさせて頂いた本です。ご興味のある方は是非(^^)

因みに、西洋占星術が「西洋」というカテゴリーに入っているのが象徴的ですが、「輪廻転生」という概念があまり一般的でない西洋社会において占星術が発達した歴史のある「西洋占星術」では、このドラゴンヘッド/ドラゴンテイルは、まだまだ扱いが小さいのが実情です。でも、今後も、メインストリームでは扱われないかも。。。?!

(なので、わたしがここで提唱していることも、一般的なベーシックな西洋占星術の枠内の解釈ではない、ということは、念のため、お断りしておきます(笑))

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ちょっと話は逸れましたが、このドラゴンヘッド/テイルは色々な意味で、とても興味深い感受点でもあります。

・常に相反する、極と極の関係であるということ。
→これは、地球に住むわたし達が常に抱えている、二元性という性質に一致していますよね?

・極と極のベクトルを、内側に向ければ、中心点が見つかる。
→それがバランス、とか、センタリング、とかポイントゼロ、などと呼ばれる地点と成り得る。

・このように、極と極は、一見正反対に見えて、互いの方向性を変えるだけで共通点を持ち得る可能性があるということ。

それを示してくれるのが、チャートの中ではオポジションという関係性であり、ドラゴンヘッド/テイルは、誰のチャート上にも存在していて、常にそのことを示唆してくれている存在だということになります。

地球に生まれてきた以上、どなたのチャートの中にも、必ずこの、ドラゴンヘッド/ドラゴンテイルというオポジションのアスペクトだけは持ち合わせている、というのも、色々と興味深いところ。

ドラゴンヘッド/ドラゴンテイルしか、チャートの中にオポジションを持っていなくても、天界で星同士がオポジションが形成される時には、誰のチャート上でもチャートの真ん中におへそが出来上がる、ということを指し示しているから!!

なにかのきっかけがあれば、自動的にチャートのおへそが出来上がるように、こっそりその可能性をin putしてあるみたい(^^)

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先ほども述べましたが、ドラゴンヘッド/ドラゴンテイルは、その人の魂がどんな過去生を営んできたのか、今回の生を何を目指して降りてきたのか、を知り得るポイントだとわたしは捉えています。

(実際、クライアントさんなどで、過去生リーディングを他で受けてこられた方のお話と、わたしがホロスコープチャートを通して降ろしてくる、その方の過去の人生の傾向は、驚く程共通のテーマがあります。わたしの経験上、両者が全く接点を持たなかった、ということはないくらい!)

ドラゴンテイルが過去の傾向を知るポイントで、ヘッドが未来に向かう魂の意志なのですが、これも過去と未来という極同士のエネルギーで、ヘッドとテイルのバランスは、通常、テイルは過去に自分の魂が経験済みの事象、という意味で、経験値という重さを持つので、無意識に生きていると自然と、この過去の経験値が自分の習性として出て来ます。

このバランスを修正していくことで、徐々にヘッドが目指す、今生、魂が何をしたがっているのか、というポイントに流れができてくるのですが、要は、スタート地点がドラゴンテイルのポイントなので、そこからヘッドに向かうということは、チャートの真ん中を目指す旅になる、ということなのですね。

つまり、「プラスマイナス ゼロ」に向かう旅だということ。

スピ界や、古くからある宗教(特に東洋系?)で言われてきた、「中庸」とか「ニュートラル」とか、「無」、「空」という概念が、このチャートの中心にある、ということが見えてきます。

このことから、
「チャートの真ん中には、自我という個を超えたポイントが存在する」
とわたしは捉えているのです。

よく喩え話に使うのですが、多分、この真ん中のポイントが、ヨーガや瞑想や禅などで目指す、忘我の境地なのだと思うのです。

忘我の状態が訪れた時に、何が起こるでしょう?

宇宙との一体感だと、よく言われていますよね?(^^)

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では、この、ドラゴンヘッドとドラゴンテイルに180度の関係性を持って、交差して中心点を作ってくれるタイミングは。。。?

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ふぅ。結局、また滔々と語ってしまったので、ここでもう一旦、投稿してしまいます。
やれやれ(笑)