重たいよ~ん ヽ(;´ω`)ノ <かに座&やぎ座> part1
重たいよ~ん ヽ(;´ω`)ノ <かに座&やぎ座> part2
重たいよ~ん ヽ(;´ω`)ノ <かに座&やぎ座> part3
重たいよ~ん ヽ(;´ω`)ノ <かに座&やぎ座> part4

さて、ここで再び話題を「満月」に戻そうと思う。
part 2でも少し触れましたが、そもそも満月とは、地球を中心に太陽と月が180度逆の位置に来る時に起こります。

一方で、西洋占星術で現在採用されているホロスコープチャートは円型です。この円の中心が地球で、一般的には外側の円が12星座でぐるりと囲まれている図式になっています。この12星座は便宜上、各星座がどれも30度ずつに区分されているので、12×30で、ホロスコープチャートは360度で完成する世界となります。

満月という現象をホロスコープチャート上で示すと、地球から見た時には、ホロスコープチャートの両端に太陽と月がいることになる訳ですが、太陽と月がお互いを見る時には、その真ん中に地球が挟まっていることになるのですね。

((※注) ここでは、西洋占星術による捉え方をベースに話を展開していますので、太陽と月と地球のそれぞれの物理的な距離については考慮していません。ホロスコープチャートという星図には、地球とその他の天体が形成する角度や、地球から見て天体がどこにいるのかという方角等は示されるのですが、天体の物理的な大きさや距離等は描かれていないのです。))

このことから、わたしは満月の日には地球に「中心=核(コア)」のエネルギーが起こる、と捉えています。中心が起こるということは、同時にその両端に存在する太陽と月のバランス関係も浮上します。太陽と月のどちらが強過ぎてもバランスが保てず、中心がブレてしまうことになります。反対に、中心=コアをはっきりと意識することで、両端に存在する太陽と月のバランスを取ることが可能になります。

先日の七夕の満月以降、一挙にバランスの崩れたエネルギーが噴出してきたのには、こうした背景があったように感じます。つまり、今現在の日本が、地球が、それだけバランスを崩しているということの反動だったという訳です。

part 3で見てきた検証では、主に「みずがめ座/しし座」「かに座/やぎ座」が出てきましたが、これは何も、みずがめ座、しし座、かに座、やぎ座生まれの方々に限ったことではありません。何故なら、七夕の満月の時の星周りが起こしたエネルギーは、今の地球に生きる私達1人ひとりに平等に降り注いでいたからです。

私達個々の出生時のホロスコープチャート上で「みずがめ座、しし座、かに座、やぎ座」に何も天体が入っていなくても、地球に生きる私達は皆等しく、獣帯(黄道十二宮=12星座)に囲まれています。ですから、生まれた時に、全く天体が入っていない星座があっても、その星座に現在進行形の天体が移動してくれば、そこに何かしらのテーマが起こることになる、と考えれば、天界からのエネルギーは皆に平等に降り注いでいる、という概念にも納得がいくことでしょう。

このことを前提に考えれば、「地球意識」と深い関わり合いがある「かに座/やぎ座」ラインで満月が起こり、その背景で「来るべき新しい世界」がテーマであるみずがめ座にドラゴンヘッド、「自分を愛し、今を生きる」ことがテーマであるしし座にドラゴンテイルがそれぞれ発動中であったなら、これらのテーマを問われた私達と私達の魂が揺さぶられずにいられる方が不思議かもしれませんね!!

実は今年の夏至は、冥王星がやぎ座に移動してから初めて迎えた夏至でした。占星術的に言うと、夏至というのは太陽がかに座に入った瞬間に起こります。つまり毎年、太陽がかに座の0度になった瞬間に夏至が起こっていることになります。

でも、エネルギーにちょっと敏感な方ならお気づきかもしれませんが、どうも今年は夏至からの流れが、それまでの流れと大きく変わっている気がしませんか?どうやらこのことの背景に、やぎ座に移動した冥王星の影響がありそうなのです。冥王星は現在やぎ座の2度~1度辺りを逆行しながら移動しています。夏至の日にはやぎ座の2度にいました。

かに座とやぎ座の組み合わせでピンと来られたかたもいるのでは?

そうです、今回の七夕の日に起きた満月時の太陽と月の組み合わせと同じ星座の組み合わせ。つまり、180度で対向しあう組み合わせ。しかも、夏至の瞬間かに座の0度にいた太陽と、同じく夏至の瞬間にやぎ座の2度にいた冥王星は、度数的にも、満月が起こる時と同じように、180度ぴったりと表現しても差し支えないくらいのタイトな角度を形成していたのです。

冥王星のテーマも「核=コア」です。ですから、夏至以降私達のエネルギーが揺さぶられていたのは、地球人である私達の地球意識への揺さぶりだったと考えられます。人類史の始まりからの長い長い歳月の間に、私達人類の過去の経験から無意識に蓄積してきた無意識レベルでの「地球人としての甘え」に、冥王星が働きかけてきていたと、考えられるのです。

冥王星のテーマは「コア」。その冥王星が滞在中のやぎ座の最終的なテーマは「次の時代に残す種」ですから、この先の地球のために不必要なものをそぎ落とし、新しい時代に残すのに必要最低限にして最善である「コア」を明確にさせるのが、今の冥王星のテーマになります。

地球レベル、宇宙レベルで捉えた時、もうこれ以上の「地球人レベル」の甘えは許されないのかもしれません。けれど、地球ローカルルールに乗っ取って「平気平気、難しいことは抜きでも、まだまだ大丈夫♪」という「甘え」意識に馴れ切ってしまった私達地球人にとって、その甘えが自覚できていなければいない程、この星周りは厳しく感じられ、動揺し、激しく混乱してしまう。

これが、先日の夏至以降に広がっている、何とも落ち着きの無い、居心地の悪いエネルギーの招待なのではないでしょうか。。。?