重たいよ~ん ヽ(;´ω`)ノ <かに座&やぎ座> part1からの続きです。

ところで、七夕の日に起こる満月というのは、必ずやぎ座で起こります。何故なら、毎年七夕の時期というのは太陽がかに座を移動中だから。

ご存知の通り、満月というのは、地球を中心に太陽と月が正反対に来る時に起こるので、地球から見て太陽がかに座を移動中の時期には、かに座の180度反対側に位置するやぎ座に月が来て満月となる訳です。

でも、月は約28日で地球を一周してしまうのと、便宜上、占星術の世界では1年を360度で分割しているのとで、毎月毎月、毎年毎年、少しずつ満月が起こる位置がずれていきます。なので、この19年に一度といわれる満月の七夕の時以外は、満月が起こる時期が七夕と離れてしまうのですね。

更に詳しく調べていくと、実は19年に一度というサイクル以外にも、約8~9年に一度の頻度で、七夕の前後に満月が起こっていることが分かります。

19年に一度の七夕満月と、その間を縫って起こる8~9年に一度の七夕満月は、イメージとしては表の七夕満月、裏の七夕満月という対の組み合わせのようです。

例えば今年の七夕のドラゴンヘッド/テイルは、みずがめ座/しし座ですが、それを180度回転させるとドラゴンヘッド/テイルの組み合わせは、しし座/みずがめ座となります。ヘッド/テイルが約19年で元の位置に戻ってくることを考えると、元の位置から180度回転する頃には、約8~9年が経過していることが分かります。

そこから更に8~9年経過して、ヘッド/テイルの組み合わせが再びみずがめ座/しし座へと戻ってくるのですね。

この2つのサイクルを、表、裏、と喩えてみたのですが、では実際に裏のサイクルの時に、ヘッド/テイルが表のヘッド/テイルに対してちゃんと180度逆の組み合わせになっているかというと、そうではないことが分かります。

180度反転しているならヘッド/テイルがしし座/みずがめ座の組み合わせになっているはずなのですが、年によって、ヘッド/テイルの組み合わせがかに座/やぎ座になっていたり、おとめ座/うお座になっていたりと、しし座/みずがめ座の前後の星座の組み合わせになっているのですね。

理数系にとんと弱いので、おつむの悪そうな説明になってしまいます(笑)が、これは喩えていうなら、ドラゴンヘッドドラゴンテイルという針と、月という針の、それぞれが地球を一周する速度の違いから出てくるズレなのでしょう。