マイケル・ジャクソン 呼吸停止状態で死亡と報道
 26日、AP通信はミュージシャンのマイケル・ジャクソンがロサンゼルスの病院で死亡したことを報じた。..........≪続きを読む≫


多感な頃にめちゃめちゃ大ヒットしていたMichael Jacksonだったけれど、個人的にはあまり心惹かれる存在ではなかったので、彼の死去のニュースを知り、初めてネイタルチャートを開いてみた。

wakaleido-scope by hippy ”m” 若夏

開いた瞬間に目に飛び込んできたのは、彼のチャート上の12ハウスうお座の月と、6ハウスおとめ座の太陽。これだけでも、あたしの中ではすぐに、彼がネバーランドにその身を隠すように生活をしていたことに納得が行ってしまった。

そして、まるでそれを裏付けるかのような今日のニュース配信。。。

<マイケル・ジャクソンさん>死亡前日に3時間リハーサル巧みなダンス披露
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090627-00000011-maiall-ent

公演を主催することになっていた「AEG Live」のランディ・フィリップス最高経営責任者(CEO)によると、マイケルさんは医師を同社の負担で常雇いするよう要請。理由を尋ねたフィリップスCEOに「このビジネスはすべて僕を中心に回っている。僕はマシンだ。僕たちは常に十分に油を差しておく必要がある」と答えたという。

6月27日20時26分配信 毎日新聞 より抜粋

「ボクはマシンだ。」
以前、冥王星おとめ座世代に関する情報を降ろした際にキャッチしたのは、「おとめ座」が愛ではなく恐れを選択する時、究極にはロボット人間状態に陥る現象が起こる、ということだった。つまり、人がハートを失った状態に陥る現象だ。

世代的にはマイケルの冥王星はおとめ座ではないのだけれど、ネバーランドの住人になりたかった「永遠の少年マイケル」像から伺えるのは、彼のおとめ座の性質、若しくはおとめ座←→うお座ラインが強調されている可能性。

とても皮肉なことだけれど、
「僕はマシンだ。」

に続く、

「油を差しておく」

の油は、この場合うお座の象意に含まれる「石油」のイメージ。

マシンという「おとめ座」に対して、ここでも石油という「うお座」が対になって出てきている。

更には、
「常に十分に油を差しておく必要がある」

これはおとめ座が最も得意とする「メンテナンス」という象意に繋がるのだ。

本来なら、彼はマシンではなく人間なのだから、油を差してメンテナンスを行なうべきではない。そこに必要となってくるのはうお座が象徴する「愛」のエネルギーによるヒーリング=癒しのはずなのだ。

ネバーランドに逃げ込んだ永遠の少年は、ショービジネスに魂を吸い尽くされた「マシン」だったと、自ら吐露したことになるのではないだろうか、、、。

あまりにも壮絶。

上田現さんやJaneAnn Dowや緒方拳さんや清志郎さんの訃報を聞いた時には、きっと肉体という束縛から解かれたら、もっと軽やかに、もっとパワフルに活躍しちゃうんだろうな、って思って、どうぞ安らかに、という気持ちにはなれなかったのだけれど。

きっとMichaelのことだから、あのエンタティナー&サービス精神で、天界からも働きかけてきてくれることだろう。だからこそ、少しの間だけでも、とにかくゆっくりと休んで、カラカラになってしまったハートに、十分な愛のエネルギーをリチャージして欲しいな、と感じた。

まずは
「Rest In Peace」
どうぞ安らかに。

愛と光を。