カイロンは1977年に発見された小惑星なんだけど、西洋占星術的には医療とかヒーリングを司っているとされていて、スピリチュアルな世界界隈では、例えカイロンそのものは知らなくても、ヒーリング自体は割とテーマになっているからスピ界とは何かと縁深い星なんじゃないかな、と思う。

けど、そのスピ界では「ヒーリングのためのヒーリング」が横行しているのも現状で、いつまで経っても「傷」そのものからの卒業ができない人も多くいると聞く。

そうじゃなくって!
傷の痛みに目を向けるのではなく、傷を昇華した先にある美しさの可能性に目を向けないと、ヒーリングジャンキーになっちゃう!!

でも、癒されることって、気持ちいいからねぇ。。。
「痛い」→「癒されたい」→「癒してもらう」→「気持ちいい」→「再び、痛くなる」の連鎖から抜け出すことを、怖いとすら感じる人がいるのも、分からないでもない。

要は、この「癒してもらう」っていうところに「依存」が起きやすいんだよね。

「癒してもらう」には、自分以外の誰かが必要になってくる。けど、傷を根本から癒せるのは自分だけ。これを忘れてしまうと「ヒーリングジャンキー」化してしまう。自分で癒す、って決めなければ、傷は癒えないのだから。

だから、「癒して欲しい」←→「癒します」の相互関係の上に成り立っている一部のスピ界の現状は、決して健全であるとは言い難いとあたしは感じている。まぁ、どこの世界にも有りがちな光景ではあるんだけどね。

けど、実はそんな「何度ヒーリングを受けても傷の痛みが消えない」、と感じている方にこそ、今の星回りは強烈に有効な気がしてます。