正式な西洋占星術では、1-2で述べた太陽の他にも、
伝統的に:

水星
金星
火星
木星
土星
の7つの天体は、最低限、使いますし、現代一般的な
体系の中では他にも:
天王星
海王星
冥王星
を含めた、10天体はマストアイテム。

わたし自身は、その他に更に、カイロンといった
小惑星や、ドラゴンヘッド、ドラゴンテイルといった、
天体としては存在しない、感受点というものも重要視
しているので、単純に、これらの組み合わせだけでも、
13x12→156通りのパーソナリティが有り得る。

ここに更に、ハウスという、星図の中を12分割する
システムというものがあって、星がどのハウスに入る
かで、テーマが変わってくるのですが、これを単純に
掛け合わせると、13x12x156→1872 
つまり、1872通りのストーリーが生まれる。

その他にも、星同士が作る角度によって、エネルギー
交流が起こることを見ていく、アスペクトという要素が
あるのですが、これも少なく採用しても3~6種類。

ここに、他にも例えば先述した、ひとつのチャートは
360度に分割されていることを加えたら、どれだけ、
西洋占星術が複雑で細密な情報を元に成り立っている
のか、何となくお判り頂けるのではないでしょうか?