まず、わたしは「西洋占星術」という、占い体系を
ベースにセッションを展開していますが、セッションの
内容は「占い」という言葉からイメージされるものとは
ちょっと違うかもしれません。

第一に、一般的に「占い」というと、「当たる」、
「外れた」ということが重要だと思うのですが、わたし
自身、「当たる」「外れる」という概念の中では西洋
占星術と接していないのです。

ちゃんと「占い」を勉強して、スキルを向上していけば、
「当たる」「外れる」という概念においては「占い」は、
普通に「当たる」ものだとわたしは捉えているので、
「当たる」ことを殊更重用視していないのです。

ただ、TVやラジオなどの、毎朝の占いや、雑誌などの占いが
当たったり、外れたり、というのはあると思います。それは、
例えば星占いなら、12の星座だけで区分して、とても大まかな
ところで占っているから。

冷静に考えて、全ての人が、あのような占いが「当たって」
しまったら、そっちの方が怖いですよね?? だって、それは、
世の中には12種類の人間しか存在しない、ということを示して
いることになるから。

12種類の行動パターンや、12種類のライフスタイル、12種類の
価値観、etcetc、全てを、12種類の中に押し込めちゃえるなんて、
逆に不気味ですよね?だから、そういう意味では、当たらない
「占い」も、確かに存在はします。

そのような「占い」が氾濫する中で、「占いなんて当たる訳が
ないし、占いを「当たる」といって有り難がる人って危険~!!」
といった風潮があるのも、残念なことではあるけれど、仕方ない
よなぁ、と思います(笑)

わたし自身は西洋占星術が大好きなので、敢えて擁護しますが、
一口で西洋占星術といっても、蓋を開けば、色んなレベルの
占いがあるのです。

先ほど例に挙げたような、ごくごく一般的に広く知られている
星占いも、西洋占星術の体系に含まれます。わたしが現在
ラッシュさんのHPで担当している占いも、12星座という大枠で
区分した「占い」です(^^) ただ、それは便宜上、12区分して
いる、ということに過ぎないのです。

でも、冒頭では「当たる」、って言いましたよね、わたし(笑)
つまり、12区分という、人類を12種類に分けなくてはいけない
「占い」では、どうしても限界がある、ということなのです。
だって、人間をたった12の枠に押し込めて、全てを語ること
なんてできるはずはないのですから!!

ここで、わたしが捉えている「星術」について述べてみます。
一言に集約してしまえば、それは、

"天にあるがごとく地にもなされる"

という言葉に集約されるのだと思います。これは、
他の言葉を使っていうなら、

"ミクロコスモス・マクロコスモス"

という概念に通じると思うのですが、要は、それだけ人間
という存在は、地球の外に広がる星やエネルギーから影響を
受けているんだよ、ということ。西洋占星術は、そこを実感
させてくれる体系なんだな、というのがわたしの現在感じて
いるところ。

宇宙の星がわたし達に影響しているなら、当然、その星の
動きを見ていけば、その人のことも分かる、というのが西洋
占星術のベースにある概念だと思うのです。

だから、裏を返せば、地球上で存在している以上、理論的
には西洋占星術が当たらない方が不思議なんです(^^)だって、
それは見方を変えると、宇宙の流れにシンクロしていない、
ということだから!!

普通に生きていたら、その方が難しいんじゃないかな~?!
と、わたしなんかは思ってしまうくらい。まぁ、それくらい
西洋占星術にハマってしまっているのかもしれませんが(笑)