40代後半、女、独身、フリーランス。

10年ぶりに実家で両親と暮らす


4月1日、実家で両親との生活がスタートした。
10年(トータル約20年)ぶり、散々ひとりの生活を満喫してきた身としては親であれ人と暮らすことにはかなり抵抗があったが、完璧なる引きこもり部屋をつくったことで今のところ気分的にはかなり上々。そこそこの年齢になるまで生きてきてるから、承認欲求のかたまりのような家族に囲まれても昔より上手にかわせるようにもなっている。

そんななか大々誤算だったのは、姪っ子甥っ子が我が引きこもり部屋に毎日入り浸っていること。小学校を卒業した姪っ子も低学年の甥っ子も、絶賛春休み中。姉妹義弟が父とともに実家の敷地内で働いているため、休み中の子どもたちももれなく毎朝8時にはやってくる。

姪っ子は勝手に引越し荷物を片付けてくれるからまだいいが、まだまだガキんちょの甥っ子は何か見つければ「それなにー?」、宿題を広げまわして挙句「もう飽きたー」と構ってオーラを向けてくる。小学校低学年男子の圧を前に仕事どころではない。何ひとつできない。

新学期が始まるまであと一週間。どうせ毎日欠かさず来るだろうから諦めは肝心だ。
結果、明け方起きてから朝ごはんを作るまでの時間で仕事をし、二人が来たら相手をする。そして、帰ったらそこからまた仕事や雑用に取り掛かる。
今までは、たまに実家に帰るだけだったから無理もできていたが、これからは配分を考えながらやらねばこっちの体がもたないだろう。

いろいろと役に立ってくれる姪っ子にコーヒーの淹れ方を伝授した。
豆をゴリゴリと挽いてお湯を注ぐ技を一回で覚えたうちの姪っ子天才笑。男子の圧に息切れしても、仕事が進まない&早起きで眠すぎるとしても、姪っ子が淹れるコーヒーで復活できるというのはなかなかの高幸福度だ笑。

あと一週間、中学校の部活でこっちには来なかったもう一人の姪っ子も明日からやってくる。引きこもり部屋に4人で過ごすことになるのだろう。

苦手レベルの人口密度になるのは間違いないが、今のところは奴らに愛されまくっているのを実感してるから、もう少しだけ遊んでやろう笑

おわり