約1年ぶりに日記を書きます。

昨年の4月、完走するのにとても難しい奥三河パワートレイルを制限時間40分前にゴールして有頂天だった僕。

その勢いそのままに臨んだ初の100kmウルトラレース野辺山高原ウルトラマラソンに参加しました。

 

有頂天だったのでスタートからハイペースで進み。。そして85km地点でリタイアしました

悔しくて悔しくてこの1年、鳴りを潜めていました

そしてリベンジすべく再び立ち上がりました。今年のマラソンは2月に愛媛マラソンをギリギリサブ4で完走し3月にはOSJ新城トレイル32kを6時間くらいで完走し4月の奥三河をパスして野辺山に照準を絞りました。

1年ぶりの野辺山は昨年と違い暑い。条件は悪くなった。しかし僕には自信があった。

ウルトラマラソンは何より走力よりメンタルが9割と言われているほどメンタルスポーツなのである。僕はこの1年苦手な家事やショッピングそして謂れのない理由で怒られ続け精神力がかなり強くなった。

ただし練習時間がもらえず走力はかなり落ちてますが


 


案の定、35km過ぎの稲子の湯のエイドで脚は売り切れました。79km地点の馬越峠までは惰性でゆるゆる走り続けた感じでした。


 


野辺山マラソンは長いアップダウンを繰り返すので80km過ぎると腹筋が壊れ激痛が走る。昨年はロキソニンに頼って痛みから逃げたけど薬の副作用で胃がやられてレース続行不可能になった苦い思い出があったので薬はやらなかった。

腹筋の激痛に耐えながら長い下り坂を進む。引力に負けて足腰にも負担がかかり体力は使わないけど下り坂は痛くて地獄だ。

昨年、リタイアした85km地点を過ぎて87kmのエイドをチェックインすれば最終関門は終わり。気が楽になった。

残り13kmは、さらに速度を落として制限時間めいいっぱい楽しむことにした。
市街地を抜けて残り10kmくらいになると再び長い長い緩い上り坂が待ち構えていた。

まわりのランナーは皆、ゾンビに見えました。尋常じゃないほど疲れ切った人たちの長い長い列がゴールまで続いていた。

ウルトラは競走ではない。苦しみを共に共有しながら走る共走だと僕は思った。
ゴールは太陽が沈んだ18時51分でした。制限時間9分前でした。

スタート時刻が朝の5時。太陽が顔を出して太陽が沈むまで動き続けたことになる。リベンジできて良かった~。

 
 

 100km走ると歩数は12万歩超えました。