『 カツオブシ(2月14日) 』
バレンタインデーにまだ、いくつかチョコ
をもらっていた頃、娘が高校生くらいの頃
だった。僕のよく知るバレンタインデーと
違って、最近は女の子の友達同士でも
チョコをやりとりするという。
そこで台所でチョコレート作りに精を出す
そこで台所でチョコレート作りに精を出す
娘。僕が食卓に書類を広げ予習していると、
娘の「ゲッ、マズっ!」...という声。
そしてその2秒後ぐらいに、「パパ〜」と、
僕を呼ぶ娘の声が。
まさかな...と思って、返事すると、
まさかな...と思って、返事すると、
「あのさぁ、チョコレートの試作で失敗
したんだけど、いる〜?」と聞いてくる。
失敗作かよ〜。でも成功作はもらえる
失敗作かよ〜。でも成功作はもらえる
可能性が低いしな、と僕は思い、オー
もらう、もらう ^ ^と快諾した。
手作りだけあって、チョコの形はいびつ
手作りだけあって、チョコの形はいびつ
な形で、一口食べてみると味は...
全く甘みはなく、ポリフエノールの味だけ
全く甘みはなく、ポリフエノールの味だけ
がした。
一気に食べるのは無理っぽい感じだった
一気に食べるのは無理っぽい感じだった
ので、僕はそれをラップにくるみ、
冷蔵庫に入れておいた。色や形状が、
本格的なカツオブシにそっくりだな、
と思いながら。
その後、15cmぐらいの大きさの、その
その後、15cmぐらいの大きさの、その
カツオブシは、食後の一口デザートと
して、冷蔵庫の中に鎮座した。晩御飯を
食べ終えるごとに、僕はカツオブシ、カツ
オブシ...とつぶやきながら、冷蔵庫を探し
た。
たまに、あれ〜、カツオブシが見当たら
たまに、あれ〜、カツオブシが見当たら
ない、どこだ〜カツオブシ〜と叫び声を
あげる度に、娘の目がギラリと光るよう
な気がした^^;。
時が流れること、10年近く経ったバレン
時が流れること、10年近く経ったバレン
タインデーの今日。チョコレートを誰から
ももらえなくなってずいぶん経つ...^^;。
あ〜、あの頃のカツオブシが懐かしい〜^ ^。
昔みたいに、ソファの上にもらったチョコ
あ〜、あの頃のカツオブシが懐かしい〜^ ^。
昔みたいに、ソファの上にもらったチョコ
を並べて、写真撮りたいなあ...と、ここの
ところ、毎年この日に思う、もうすぐ55歳
になる僕である。^_^
今年の七夕に願い事で書こうかな。^^;