『 ピクピクッの神様 』 （森之助 394）

森之助がいく  vol.394

『  ピクピクッの神様  』

ここのところ、日曜日はいつも釣り部の

連中と2〜5人で釣りに出かける。4月に

発足した釣り部だが、平日を含め、もう

10回以上釣りに行っている。

最初数回の、手取り足取り教えてもらい

ながらも、やることなすことがすべて新鮮

である楽しさから、自分でできること・

わかることが増えてきた最近の楽しさへと、

面白さの質にも変化を感じている^ ^。

そんな折から、前の日曜日はヨギール

（悪友）と最近知り合った釣り仲間の

ハマさんと3人で淡路島に行った。

僕以外の2人は共に釣り歴40年以上の

ベテランたちだ。釣りの腕前は説明する

までもない。

僕たち3人は渡し舟で、一文字（陸続き

になっていない防波堤）に渡してもらい、

15時〜21時半まで釣りにいそしんだ。

釣りとはホントに不思議だ。同じ場所に

糸を垂らしているのに、僕が釣るのは

親ビッチャ（スズメダイの一種で、小さな

、食べるところの少ない魚）ばかりで、

ヨギールやハマさんは大きなサイズの

メバルやアジをひょいひょい釣り上げる。

いろいろ観察していると、ハマさんは

仕掛けに時間をかけ、さらにラン&ガン

で釣るタイプ、ヨギールは特別なことは

しないが、竿を持つ姿がとてもキレいに

見える。

それぞれに持つ、釣り師としてのキャリア

が、2人の何気ない仕草に見え隠れするのが

面白い。でも2人の交わす言葉が、僕には

さっぱりわからないことも時々ある^^;。

僕もその日は初めてルアー釣りに挑戦

（釣果ゼロ^^;）したり、サビキで親ビッチャ

が5つの針に、5匹一度にヒットするという

快挙（自分比較です）があったり、

サビキ（親ビッチャは30匹以上釣れた）

から普通の仕掛けに変えたあとも、

ガシラが2匹釣れたりして、大満足だった。

^ ^

釣り針に魚がかかると、ピクピクッと

糸から竿先を通じて、振動が手に伝わって

くる。あのピクピクッがたまらない。

（僕は、ピクピクッの神様と呼んでいる）^ ^

それにしても、数はよく釣れたなあ^ ^。

まさに、「釣りの楽しさは、まず小さく

ても1匹の魚を釣ることから」という名言

どおりだ。

そんなわけで、今週もご機嫌スタートの僕

^ ^。