『 禁じ手 』
コロナ騒動が長引き、まだまだ終息には時間がかかりそうだ。コロナで大変な自営業の人たちを国がどう援助するか、について政治家たちはあれこれ言っているが、迅速さや金額の点でどうも今ひとつって感じだ。
まあ、あいつら、収入になることに関しての動きは普通(むしろ素早い)だけど、払いに関しては、出し渋るからなあ。
僕が政治家なら、禁断の一手を使う。一時的な消費税の増税だ。つまり、...
1. まずコロナの完全終息まで、政治家は給料を50%カットする。
2. その上で、今、困っている人たちを出来る限り手助けするために、政府はどんどん予算を計上して、資金を投入する。
3. コロナが完全に終息したら、現行10%の消費税に加えて、コロナ税をさらに10%加算する。
(つまり、実質の消費税は20%。そのお金でコロナ対策に投じた費用を回収してカバーする)
4. 10年ぐらいかけて、コロナ税は終了し、消費税はもとの10%になる。
政府は、上記の方針を国民に発表して、政府としての姿勢を示す。このまま、ずるずる、困っている人たちを見殺しにするか、今はまず、その人たちを助けて、将来、高い税金を払いながら、全員でこれからの日本を支えるのか。
政治とは「決断」することだ。
政治家や官僚の世間知らずども。お前ら、個人でやってる自営業の大変さを、想像したり、実感したりできないだろ。
僕がBarをやっていた時、週末、土曜日の客入りが悪いだけで、週の売り上げはへこむわ、気持ちは滅入るわで、すごいプレッシャーだった。^^;
よくも、簡単に外出自粛しろ、営業自粛しろって言えるよな。「命を守るために」って言われたら、誰もノーって言えないもんな。
金は心配するな。政府が全部、面倒みるぞって、テレビに向かって堂々と言ってから、自粛だろ?
フランス革命が起こった時の、農民たちって、こんな気持ちだったのかなって気がする。
国民も、もっとこの政治家たちの超絶無能ぶりに、危機感おぼえてくれよ。ノンポリの僕でさえ、あきれるほどなのに。
まあ、でもコロナ税の話がでると、またバカ野党と一部の国民が、ブーブー言うだろうな。救いようのない輩だ。
民主政治の唯一の弱点。国民が愚かだと、民主制は衆愚政治を招く。昔の人が言った通りだ。
国民も支え合うっていう視点で考えなきゃ。
「*パーフェクトワールド」(松坂桃李・山本美月 主演)見てみ、よくわかるから。^ ^
* 事故で身体障害者となった車椅子の青年と、その青年を支える女性、そしてまたその青年がその女性を支える恋物語のドラマ。
** ちなみに、消費税を1%あげると、税収は経済成長率などを加味して、約2.1兆円増えると言われている。10%なら21兆円。