『 僕の美容院 』 ( 森之助 376 ) | hippocket33のブログ

hippocket33のブログ

ブログの説明を入力します。

森之助がいく  vol.376

『  僕の美容院   』

前回、愛犬の美容院の話を書いたが、今度は僕の行きつけにしている美容院の話だ。

甲子園口にある、この美容院との付き合いは長い。オーナー美容師のYさんとのなれそめは僕が29歳の時だから、もう26年になる。

ー26年前ー

....29歳の4月に東京から関西に戻ってきた僕には、新しい生活の地で、散髪するための美容院を決める必要があった。

ある休みの日のこと。当時、門戸厄神の賃貸マンションに住んでいた僕は、今日は髪を切ろうと、宝塚までの阪急沿線で、美容院探索をした。

逆瀬川駅を降りたところから、すぐ見える場所に、なんとなく良さそうな店が目に留まり、僕はその店に入った。客席は5〜6席ぐらいだったと思う。働いている人が3〜4人で、接客してくれた20代前半ぐらいの女性が髪をカットしてくれた。

出来栄えは、...完璧だった。彼女の腕前はすごく良くて、僕は、いい美容院が見つかったと安心した。

それから1.5〜2ヶ月に一度、僕はその美容院に世話になり、いつもその女性スタッフが髪を切ってくれた。出来栄えは、いつも完璧で、僕はいつも満足した。ところが...

10月ごろ、いつものようにその逆瀬川の美容院に行くと、いつもの彼女がいない。彼女はちょっと前に辞めましたよ、と店長が言う。

僕は、あっそうなの、じゃあまた来ます、と訳の分からない返事をして、その店を後にした...
(なぜか、その店の別のスタッフに髪をカットしてもらおうとは考えなかった...)

彼女ほど腕の立つ美容師に巡り会えるんだろうか?...とてつもない不安を覚えながら、僕は、逆瀬川から順に駅で降りて、美容院を探索した... 仁川→小林→甲東園...

駅を降りること3回目、甲東園の駅前にあった大手チェーンの美容院に僕は入り、そこで出会ったのが当時その店で店長をしていたYさんだった...

そんなわけで、Yさんとは長い付き合いだ。

その後、Yさんは独立して、個人で美容院をやり、今に至る。僕も門戸厄神→六甲→須磨と引っ越ししたのだが、26年前以来ずっと、今でも、カットはYさんにしてもらっている(ちなみにカミさんも世話になっている)。

念のため、髪の出来栄えはどうかというと、もちろん完璧で、腕は超一流である。^ ^

26年の間、お互いにいろんなことがあり、それぞれのいろんなことを知り、語り合う仲だ。

ー現在ー

   2〜3ヶ月に1度、僕はいつも夕方に予約して、Yさんにカット&ヘア染めをしてもらう。そして、閉店後、近所の居酒屋であーだ、こーだ言いながら、酒を酌み交わして、楽しく語り合い、いい時を過ごす。

そんなわけで、僕の美容院。ただ髪をカットして染めるだけではない。生活のステキな一部である。^_^