『 もとにあるもの 』
「真夜中のパン屋さん(大沼紀子)」を
読んでいる。営業時間23:00〜29:00まで
のパン屋さんの話だ。
ユニークな登場人物が一人一人もつ歴史
と、支えたり支えられたりの今の生き方
に、ジーンとなる物語。
当然のことながら、たくさんのパンが、
当然のことながら、たくさんのパンが、
その作り方から始まって、どんどん登場
する。どのパンも、パンに愛情をどれだけ
こめられるか、ということがおいしい
パンづくりの秘訣だ。
我が家でいうカミさんのオニギリだな、
我が家でいうカミさんのオニギリだな、
と思った。愛情は照れくさいので横に
置いておいて、とにかくデカいのだ。
カミさんは手が大きく、その手で作った
オニギリは、サイズが市販の1.5倍ぐらい
ある。
お出かけの時は、このオニギリに、
お出かけの時は、このオニギリに、
子供たちも僕も世話になった。何かの時
に、オフクロが子供たちにオニギリを
作った時、おばあちゃんのオニギリ
小さ〜い、コンビニも小さいんだよ、
と2人は口をそろえて言っていた。
我が家ではカミさんの作るサイズが
我が家ではカミさんの作るサイズが
標準サイズだ。^_^
オニギリのおかげかどうかは別にして、
オニギリのおかげかどうかは別にして、
おかげで子供たちも僕もすくすくと
育った。
先日、4月から社会人になる息子から、
先日、4月から社会人になる息子から、
配属が東京に決まったと連絡があった。
オフィスの場所は日本橋、息子が暮らす
寮は東京寄りの千葉にある。
32年前、西船橋の寮から、八重洲の
32年前、西船橋の寮から、八重洲の
オフィスに通っていた頃の自分とダブる。
そして、その職場で親友やカミさんと
出会った。
何か食っておきたいものあるか?と聞くと、
何か食っておきたいものあるか?と聞くと、
特にないけど、ママのコロッケとオニギリ
食べておこうかな、と言う。(娘も息子も
カミさんのコロッケが好きだ)
息子よ、お前もか。桃太郎にはきびだんご、
息子よ、お前もか。桃太郎にはきびだんご、
旅立つ若者にはオニギリが必要だ。
今さら、子供たちに僕のエゴを押しつける
今さら、子供たちに僕のエゴを押しつける
つもりはさらさらないが、娘よ、どうか
おいしいオニギリを作る女になってくれ。
息子よ、おいしいオニギリを作る嫁さん
をもらってくれ。
基本にあるものが、自分たちのエネルギー
基本にあるものが、自分たちのエネルギー
の源になる。それさえあれば大丈夫だ。
そんな風に思った3月の初め。
そんな風に思った3月の初め。
旅立ちの季節。