『 お金の考察 』
「億男」(川村 元気 著)を読んだ。
宝くじで3億円当たった男の話だ。
うーん、と唸らされる内容が途中でてくる。
以下、一部ネタバレ注意↓
主人公が競馬で大儲けしている男と、
うーん、と唸らされる内容が途中でてくる。
以下、一部ネタバレ注意↓
主人公が競馬で大儲けしている男と、
競馬場の超VIPルームで会って話す場面が
ある。男は、自分のポケットマネーで、
自分と主人公の分、それぞれ100万円の
お金を予想した馬に賭けて、
部下らしき男に命じて、馬券を買わせる。
その馬は1着で、配当は100倍以上、万馬券
となり、主人公は労せずして、1億円を
手に入れる。
次のレースに、男は「確実に来るから」
次のレースに、男は「確実に来るから」
と、互いの1億円をある馬に賭けて、
結果、見事外してしまう。主人公の手元
に残ったのは、ゼロ円。
この話には続きがある。実は、男は、
この話には続きがある。実は、男は、
自分の分は賭けたけど、主人公の分は
買っていなかった。
つまり、主人公にしてみれば、自分の
頭の中だけで、1億円のお金持ちになった
り、一気にそれを失ったりしていたのだ。
男いわく、「お金とはそんなものだ」と。
うーん、これは、なかなかすごい話だ。
つまるところ、使わないお金には、思って
男いわく、「お金とはそんなものだ」と。
うーん、これは、なかなかすごい話だ。
つまるところ、使わないお金には、思って
いるほど価値はないということか。
まあ、だからといって、なるべく貯金せず
まあ、だからといって、なるべく貯金せず
に使い切る、というわけにもいかないんだ
けど...^^;
お金には交換・尺度・保存の3つの機能
お金には交換・尺度・保存の3つの機能
がある。実生活の中でそれぞれの機能が、
ほどよく働いていればそれが一番いいん
だろうけど、そのバランスが崩れ、
俗に言うお金に「支配」される度合いが
強くなると、しんどいことになる
(と思う)。
常に人と比べたり、身の丈を超えて欲し
常に人と比べたり、身の丈を超えて欲し
がったり、貯めることにシャカリキに
なったり...
この本のテーマである「お金と幸せの
この本のテーマである「お金と幸せの
関係」は僕にもよくわからないけど、
自分の普段の消費生活を振り返って、
自分の普段の消費生活を振り返って、
(「身の丈に合わせて、過度に欲しがら
ない、無理なガマンをしない」って感じ
^^;)
なんとなく、そんなに悪いお金の使い方
なんとなく、そんなに悪いお金の使い方
でもないような気がした。
そんな話を寝る時に、カミさんにすると、「へ〜、でもあなたって、よくお金持ちに
そんな話を寝る時に、カミさんにすると、「へ〜、でもあなたって、よくお金持ちに
なる系のハウトゥ本読んでるじゃない?
あれは、どうなの?^_^ 支配されて
ないの?」...
たしかに〜 ^^; ... 僕は、あれは研究の
たしかに〜 ^^; ... 僕は、あれは研究の
ためだと、苦しい言い訳をして、明日7時
に起こしてくれよ〜、と言って、慌てて
眠る。
(すいませーん、もっと働いて、一緒に
(すいませーん、もっと働いて、一緒に
美味しいもの食べに行ったり、旅行行った
り、メイドさん雇ったりできるように、
頑張りまーす。あー、僕もしっかり支配
されているなあ^^; )
年末ジャンボ宝クジ買おうかな。