『褒め上手』
ドイツから観光でやって来た27歳の
女性を神戸案内した。
道中、色々なことを彼女と話した。
食べ物の話や、公共交通機関や
母の日(ドイツも日本と同じだそう
だ。ただし父の日は違って、6月の
第3木曜日で祝日とのこと)について
や、
彼女の趣味のバレーボール(僕は日本
女子バレーについて、熱弁をふるっ
た)や、自動販売機や車について。
車はドイツの基幹産業よと、彼女が
語る。ベンツ、BMW、フォルクス
ワーゲン、ポルシェ(ポルシェは
イタリアだと思っていたら、ドイツ
だそうだ)、アウディ...
アウディが出たところで、僕は、
彼女に映画トランスポーター3
を見たことあるか、と尋ねた。
Of course.と彼女。ジェイソン・ステ
イサムが自転車で走る場面がある
だろ、あれが俺なんだよ、と言うと、
彼女は不思議そうに、Why?と。
彼も俺も、決して諦めないんだ、と
言うと、あーなるほど、でも彼より
あなたのほうが髪の毛はあるわよ、
と。
僕は褒められるのが好きだ。外国
人を案内していて、たまに思うの
だが、彼ら彼女らは褒めるのが上手
い。相手を気持ちよくさせるすべを
心得ている。
自分ももっと褒め上手にならねばと、
思った。(普段から僕は、どちらかと
いうと、人の悪口はかり言っている
^^;)
途中、エレベーターに乗った時、
中年(僕もそうだ)軍団4~5名と
乗り合わせた。
そこでこの中で君が一番脚が
長いね、と言ったのだが、さほど
気の利いた褒め言葉でもない。
あらためて、まだまだ修行が足り
ないなと思った。夕方、京都の宿泊
ホテルに向かう彼女を駅まで見送っ
た後、ガイド体験に学んだ僕は、家に
帰ったらさっそくカミさんのことを
何か褒めようと思った。
帰宅して、いきなりカミさんに、
いつも元気でご飯を作ってくれて
ありがとうと、言った。
カミさんは、急にどうしたの?あな
た、うちのK.T.(我が家の愛犬)
じゃないんだから、と。
う~ん、人を褒めるのはホントに
難しい...^^;