雲がわたあめに見える -6ページ目

雲がわたあめに見える

つれづれなるままに

思い出とは美しいものである。
簡単に作れそうで、実はそうでもないらしい。

ポエムのようで自分でもだいぶ気持ち悪いけど

今は、正直にこう思う



不朽の名作「星の王子様」

王子は、孤独の旅の途中に、一匹のキツネと出会う。

話をしているうちに、王子とキツネは友達となった。

誰かと出会ったとき、どのような形であっても別れは訪れる。

王子とキツネも別れのときがきた。


王子との別れが悲しく、泣きそうになるキツネ。
それをみた王子が、悲しくなるくらいなら仲良くなることにいいことなんかないと言ったときに、キツネはこう語った。

「ぼくは、金色の麦畑を見たら、君の金色の髪を思い出す。今までは、どうでもよかった金色の麦畑がすばらしいものに見えるのさ。」


正直、これだけだと思う。仲のいい友達とも、いずれ離れ離れになる。
親兄弟もいつかは死ぬし、別れのときはいつか必ずどういう形にせよ来てしまう。

それが過ぎたあとに、ふと懐かしく思う。本当にただそれだけ。

ちょっと昔に、今思えばどうでもいいことを一生懸命になって頑張ったことがあった。

頑張って頑張って、結局残ったものは何ひとつなかったけど、ふとした拍子に、その頃を思い出すことがある。

そのときの、何とも言えない感覚が何物にもかえがたいものなのだろうか。