ウーロン茶の特徴は?
中華料理など、脂っぽい料理との相性が良い烏龍茶は、
もとは緑茶や紅茶と同じ茶葉から作られます。
違いは製造方法で、紅茶が茶葉を完全発酵させたもの、
緑茶はまったく発酵させないもの、烏龍茶は半発酵させた
ものであること。発酵の途中で火入れすることで発酵を止めますが、
紅茶に近い80%程度の発酵から緑茶に近い15%程度の発酵まで、
どの程度の発酵にするかで、味わいや香りが変わってきます。
また、仕上げにさらに火入れをする焙煎の工程があり、
ここでも水分量や風味を焙煎の強さによって調整します。
烏龍茶は人の手にかかる工程が多いので、茶葉の違いだけでなく
生産者の「技」によって、さまざまな個性を持った銘柄が生まれ
ています。
ウーロン茶はダイエットにも良いのか?
烏龍茶が日本に定着した理由のひとつが「ダイエットに
効果的」と言われたこと。
これは烏龍茶特有の成分である烏龍茶ポリフェノールが
脂肪の吸収を抑える作用があると言われているためです。
また、烏龍茶ポリフェノールには肌荒れや老化の一因と
言われる活性酸素を除去するはたらきがあり、美肌効果も
期待できるとして、美容に関心のある女性の間で人気に火が
つきました。
さらに、烏龍茶は食後に飲むと口をスッキリさせてくれますが
烏龍茶ポリフェノールには歯垢の沈着を防ぐはたらきもあるため
ムシ歯予防にも効果的です。
ウーロン茶の種類は豊富にあるのか?
烏龍茶にはさまざまな種類がありますが、日本でポピュラーなのは
台湾産です。
さわやかな香りの「凍頂烏龍茶」、熟成された甘い香りと味わいの
「東方美人」、フルーティーな「木柵鉄観音」などがよく知られています。
中国産では発祥の地で作られる「武夷岩(ぶいがん)茶」や、全烏龍茶の半分弱を占める「水仙」が代表的。いろいろ飲み比べて、自分の好みに合う烏龍茶を探すのも楽しいものです。茶葉を家庭で煎じて飲むときは、できるだけ熱湯を入れて1分ほど蒸らして飲みましょう。徐々に蒸らす時間を延ばしていけば、4~5煎はおいしく飲むことができます。