おはようございますナンシーです


今日は祝日だから三鷹ヒーポンはお休みよ


アタイは仕事から帰って来てから


とっとと布団を敷いて寝たわ~


暖房費節約の為に


布団の中でぬくぬくと


大昔(43年前)の映画


アガサ・クリスティの


「クリスタル殺人事件」を見てたわ


「オリエント急行殺人事件」(CIC配給)


「ナイル殺人事件」(東宝東和配給)に続く


豪華出演陣による第3弾なの


今回はポアロに代わって


アガサ・クリスティ原作の


もう一人の名探偵ミス・マープルが活躍


「ジェシカおばさんの事件簿」でお馴染み


アンジェラ・ランズベリーがマープル役


物語はイングランドの片田舎


セント・メアリー・ミードで


映画の撮影が行われる事となり


村をあげての大歓迎パーティ中に


殺人事件が起こるのよ


この映画には往年の大女優のカムバックが


話題となっていて


プロデューサーは


大女優とは犬猿の仲である自分の妻を


共演させるワケ


2人の共演はトラブルの元と心配される中


殺人事件が起きてしまうのよ


何たってエリザベス・テーラーの華やかで


貫禄のある事


彼女と犬猿の仲の女優キム・ノバクも


負けず劣らず美しいわ


パーティでの会話


エリザベス「ローラ 来てくれたの


嬉しい驚きだわ」


キム「いつ見てもきれいだわ


照明が少なめだから盲導犬が必要よ」


エ「そのカツラなら、あなたが犬になれる」


キ「いつものユーモアね


相変わらずスタイルも抜群


もっと貫禄がついたわ」


エ「美容整形セミナーで


スイスに行ってるはずじゃ?」


キ「映画の撮影開始が待ちきれなくて…


女優になったら死ぬまで女優でしょ」


エ「あなたには無関係の言葉じゃ?」


キ「天使のようね


カムバックの気分ってどう?


死ぬほど休んで…」


ネチネチと皮肉の応酬のあと


彼女達のツーショット撮影で


エ「あなたの嫌いなところが2つあるの」


キ「教えてくださる?」


エ「その顔」


大女優って怖いわ~

その後エリザベスは

監督の夫ロック・ハドソンに

怒りをぶちまけるのよ

エ「あのアバズレを

私の映画に押し込むなんて

しかも処女王役だって」

ロック「大した役じゃないし

一緒の場面はない」

エ「女優だなんて笑わせないで

台本もろくに読めないくせに

あのクソ女!

よく見たら顔はシワだらけよ

電車の線路みたいにね」

ロ「フィルター無しで撮る」

エ「毛布でも使わないと隠せないわ

吹き替えも必要ね

それとも説明を…女王の生まれは

アメリカの片田舎と」

字幕は片田舎となっているけど

台詞は「ニュージャージー」って言ってるわ

更には鏡を見ながら

「たるみよ たるみ 飛んで行け

ドリス・デイの顔へ」

キム・ノバクも負けてないわよ

プロデューサーで夫のトニー・カーティスに

「あのウシ女を食ってやる

その為には一緒のシーンが必要ね

私の方が若くて細い所を見せつけるの」


こんな感じで

エリザベス・テイラーとキム・ノバクの

いがみ合いが面白いのよ

前にも見たしDVDも持ってるけど

スカパーで放送してたから

つい留守録しておいて正解だったわ

因みに「月曜ロードショー」で放送された

吹替版収録のブルーレイがあって

こちらではエリザベスを武藤礼子

キムを小原乃梨子

マープルを髙橋和枝

他に羽佐間道夫、広川太一郎、納谷悟朗

池田昌子ら豪華大御所声優の競演で

早速ブックオフに中古が出てたから

即購入したわ~


そんなワケで明日も

よろしくどうぞね~