おはようございます、ナンシーです


「またお前かよ!」なんて言わないでね


今日もしばらくオカマの戯言に付き合って~



昨夜は暇だったわ


早い時間に賑やかな女性の常連さんがヒデ子さん目当てに来て


その後、私が外でキャッチ中に捕まえたアダルト3人組


「きゃ~!ここよ、私が値切るわ」


オバちゃん特有の恥も外聞もない声高な値切り宣言


アンタちょっとここは年の瀬のアメ横じゃないのよ


心の中でムッとしながら顔はスマイルの私


「あら~っ、Bちゃんじゃないのよ~」


「今日は地主さんを連れて来たんだから安くしなさいよ」


地主さんって事はお金持ちでしょ


「たくさん遣わせるわよ」なら分かるけど


「安くしなさいよ」ってどう言う事?


でもこの際何でも良いわ、入れちゃえばコッチのもんよ


「ま、外で立ち話も何だから中へ入りましょう」


3人を促してガラガラの店の中へ…



Bちゃんは辺見マリに似た美魔女なの


そんなセクシー美女なのにキャラは押しの強いオバちゃんよ


「勿体無いわね~黙っていればオトコが次々寄ってくるでしょう?」


「そんなの私の性分じゃないのよアタシもオカマなのかしら?」


あらオカマにも謙虚な人は居るわよ~と言おうとして飲み込んだわ


ご一緒の地主さんはニコニコ笑って聞いてたわ


その横に腰掛けてるのがBちゃんの友達のS子ちゃん


彼女もゴージャスな美魔女よ


ただB子ちゃんと違ってオットリした癒し系だわ


「ねえパパ、男の人って私やB子ちゃんみたいなやかましい女よりは


S子ちゃんの様な穏やかな感じが好きなのよね~?」


地主さんを勝手にパパと呼んでも相変わらずニコニコ


「そうなんだよな、やっぱりオカマは男の気持ちが分かるんだな」


そう言って先客の女性に目をやっていたわ


ヒデ子さんのお客さんで、こちらも美人のY子さんよ


「俺はああ言った儚げな美人が好きなんだよ


 あの人にだったら幾らでも遣うよ」


あらパパ、両隣に美魔女2人も従えて、まだ他所に目移りしてるのね


やっぱ男ってそんなものよね


ボーイフレンドと腕組んでイチャイチャしながら歩いていても


他の女に目が行ってる男って多いものね


確かにY子さんは細身で目鼻立ちが整った美人なんだけど


どことなく薄幸そうなイメージがあって


男の「俺が守ってやらなければ…」本能を刺激するらしいの



パパがY子さんに心移りしているもんだからB子ちゃんはジェラっていたわ


「大丈夫よB子ちゃんみたいなタイプは若い男の子にモテよ


 今の若い子は年上好みが多いのよ」


一応慰めといたけどB子ちゃんは穏やかじゃなかったと思うわ


こんな感じで早い時間はまあまあだったんだけどさ


その後が続かなかったの


Kちゃんからメールがあって「どう?暇?」


すぐに「暇よ~遊びに来てよ~」って返信したけど


賑やかなのが好きな彼女は「週末にするわ~」と断られた


こんな日に若いイケメンが来たら大サービスするんだけど


世の中そんなに上手く行かないわよね~



今夜は美形のあーやとナンシーで営業よ


三鷹のお化け屋敷ヒーポンへレッツゴーよ


空模様が怪しそうだけどメゲずに頑張るわ


よろしくどうぞね~