若い頃・・・19歳ぐらいだったか
職場の近くに洋裁学校ってか今で言う塾?みたいな
のが有ったので・・習いに行くことにした。
その頃は洋服は洋裁店で仕立ててもらうのが主流で、
既製品はほとんど無かった。
生地だって今ほど良いのは無かった。
洋裁を習うに当たって、母が
その頃の最新式のポータブル電動ミシンを
買ってくれた♪裕福ではなかったのに・・・
その頃、大学出の初任給が1万5千円、有るか、無いかの頃、
忘れもしない4万5千円、今なら50万~60万ぐらい?
今でも高いミシンはそれぐらいするのかなぁ?
刺繍を勝手にしたりする・・・あれ!!
その洋裁学校は自分が縫いたいものは、何でも
縫わせてくれた。コートとか縫ったよ♪
自分の着る服は大体作って、
子供が生まれたら洋服は手作りで、帽子まで作ったなぁ♪
20年前ぐらいまで、縫って着ていたけれど、
既製品の方がこじゃれていて、だんだん使わなくなり・・
一度、お手持ちのミシンの・・なんとか・・かんとか・・・で
と電話が有って・・
大抵は断るんだけど、ちょっと調子が悪くて見てもらった。
油をさしたり、調整したりして、
自分が持ってきたミシンでアッという間に、ギンガムチェックの
袋を縫ってくれて・・・
これはすごく良いものです。
最近の安いのは縫うたびに、上糸と下糸の微調整とか
必要で・・
これを大切に使われる事をお勧めします。
って、宣伝はおろか買えとは一言も言わず帰って行かれた。
今でも鮮明に記憶している。
来てくれたおじちゃんの誠意が感じられ・・嬉しかった。
一回、押さえて生地を送る金属の部品が磨り減って
買い換えたけど・・・
すり減るほど縫ったってことね♪
色はもっともっと白かったカバー。
これ・・・すごく重いの。
サラリーマンのところに嫁いで、転勤とかあるかも・・と
電動でさえ珍しいのに、ポータブル♪を買ってくれた。
今、考えたら?ポータブルの方が安かったかも?
でも・・母は先見の明があったよ♪
何度か取り替えた電球も点く♪
掃除して,クレ556で油を注して・・
50年前の最新式、二色縫いも出来たんだよ♪
ジグザグ縫いも出来て、カムを入れると
いろんな縫い方もできる。
今回、ミシンを出しっぱにしたのは、
このカフェのオーナーがしていそうなエプロン、
最近、穿かないスカートで出来るんじゃ?と
閃いたわけ♪
それに、今朝、朝露に濡れた野菜を収穫していて、
そうだ!!腕貫・・腕カバー?縫おう!!
セーターやカーディガンの袖口が汚れないために・・
もう一度、詰め込んだ布の中から、良さそうな布を
取っておこう。
今でも思い出すと涙が出てくる母の気持ちがこもった
ミシンで・・・





