2307)戦時国債/インフレ

第二次世界大戦中に発行された戦時国債は、戦後の深刻なハイパーインフレによって実質的な価値を失った。

デフォルト(債務不履行)にはならなかったものの、物価が戦前の何十倍にも高騰したため、紙くず同然となった。

また、消滅時効が完成しているため、現在持っていたとしても払い戻しは受けられない。
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★消滅時効
権利を行使しないまま一定期間が経過すると、その権利自体が消滅してしまう制度。
たとえば借金や未払いの給料を放置し続けた場合、法的に返済や支払いの義務がなくなる。

時効期間が経過しても、それだけで自動的に借金などが帳消しになるわけではない。
時効の利益を受けるためには、債権者に対して「時効なので支払いません」という意思表示をする必要があり、これを「時効の援用」と呼ぶ。一般的には、証拠が残る内容証明郵便などを用いて行われる。

★ 1945年の終戦から1949年までのわずか4年ほどの間に物価は約70倍に跳ね上がり、現金の価値は70分の1(約1.4%)にまで激減した。
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