こんばんは。

 

インテリアコーディネーターの

堀川久咲代です。

 

暑い夏も終わり、

秋の気配を感じる季節になりました。

これから秋のおしゃれを楽しめますね。

 

秋のおしゃれと言えば、

グレージュのアイテム。

 

この2,3年、

この色が、服だけではなく、

カバンや靴やいろいろなアイテムに

使われるようになりました。

 

とても素敵な色ですが、

これを自宅の壁の

アクセントカラーとしてお使いでも、

LDKや広い面積の壁全体にお使いになる方は

あまり多くないのではないでしょうか。

 

日本の住宅は

ホワイト系の壁紙が、

「明るいし、失敗しないから安心」

と思われる方が多いですね。

 

ヨーロッパでは、自宅だけでなく、

ショールームや店舗、

ギャラリーの壁にもよく使われています。

 

これはいつごろから

使われ始めたのかなと考えてみると、

オルセー美術館が改装された

2011年秋以降のような気がします。

 

 

 

 

 

改装前のオルセー美術館は、

いわゆるホワイトキューブ

といわれる白い壁で構成された空間に

作品を展示していましたが、

改装後は深い色調の

灰色~グレージュの壁になりました。

 

改装当初はその色調に驚きましたが、

今はすっかり馴染んで、

作品を効果的に見せてくれている

ように感じます。

 

美術館が自宅やオフィスのインテリアにも

影響を与えているのかも、と考えると、

アートの持つ力は凄いですね。

 

 

 

あなたのお気に入りの場所に

グレージュの誘惑、

取り入れてみませんか☆