背表紙の要旨に惹かれて読んでみたのが
刑務所で作られた椅子に奇妙な文章が彫られていた。
家族を惨殺した猟奇殺人犯が残した不可解な単語は
哀しい事件の真相を示しており……。(「犭(ケモノ)」
同級生のひどい攻撃に怯えて毎日を送る僕は、
ある女の人と出会う。彼女が持つ、何でも入れられる
不思議なキャンバス。僕はその中に恐怖心を
取ってほしいと頼むが……。(「悪意の顔)」
心の「鬼」に捕らわれた男女が迎える予想外の終局とは。
驚愕必至の衝撃作!
6つのストーリーから成る短編集。
それぞれ6人の「S」による危険な罠に翻弄される。
ねじれた愛、消せない過ち、哀しい嘘、暗い誘惑――。
運命の檻に囚われた6人の男女。
それはそれは、恐ろしい「人の心」でした![]()
全編通して「S」という人物が核となって描かれているので
最終的に次元を超えて、どこかで絡んでるのでは
と期待していたのですが、さすがにそれはありませんでした![]()
道尾ワールド作品なので、ある程度は覚悟していたものの
人間の奥にある狂気的なものは、かなり強烈で![]()
次は、ちょっと軽めの物を読もうと思うのでした![]()
