スギとヒノキの見分け方。 | 三重県鈴鹿市の注文住宅・リフォーム・照明・家具専門店のAKARItoKI

三重県鈴鹿市の注文住宅・リフォーム・照明・家具専門店のAKARItoKI

灯りのこと、木のこと、家づくりのこと、お届けしています。

杉『スギ』 と 桧『ヒノキ』 は


1年中緑色の葉っぱをつけて育つ、

常緑針葉樹です。



日本全土いろいろな産地で植林されていて、

広大な造林面積を有している、日本人おなじみの樹木です。


春に待ち遠しい桜の木や、

紅葉を楽しむ広葉樹、

寒い地方に育つ白樺などに比べると、

日常生活に溶け込んでいて、一年中変わり映えのない木で、

あまりちゃんと見たことの無い方が多いのではないでしょうか。



そんな地味なあせる

スギとヒノキですが、

見分け方について知っておくと

山の見方がぐんと面白くなりますアップ



一番のポイントは、

葉っぱの違いです!!

スギの葉は、

細長く1本1本が並んで生えているような形状です。


スギ


人の指のようなカタチの葉っぱが

すっきりと広がっています。




それに比べて、ヒノキの葉っぱは、

手のひらのようなカタチをして、

もこもこと広がっています。


ヒノキ

こんど山に入ったら

上を向いて確かめてみてくださいにひひ


スギは、水気のある所を好むので、

沢沿いから中腹にかけて植林されます。


逆にヒノキは水気の少ないところを好み、

スギよりも成長が遅いので、

より光合成のしやすい尾根付近に植林されます。



全体をひいて遠くから見るときも、

ポイントがあります。

クリスマスツリーのように、

とんがった三角形に見えるのはスギ。


もこもこと丸みを帯びて生えているのがヒノキ。

森

林業家としては、キホンのキ。


でも、知っていると、山を眺めるときでも、

自分のまわりの山がどういう育て方をなされているのか

判別することができます。


熟練林業家になると、山をパッとみるだけで、

何が造林されているかはもちろん、

木が何年生かとかまで遠目でもすぐに

分かるみたいですよビックリマーク



森林