第24回参議院選挙
本日、第24回参院選が始まりました。
今回の争点は、憲法改正かアベノミックスの是非を問う選挙です。
安倍首相が勝敗ラインに設定した自民・公明による改選議席(121)の過半数(61)をめぐる攻防となります。
個人演説会場
地元大分でしっかりと握手
命運をかけた「ただとも」の戦い
金融緩和による円高・株高誘導策も黒田日銀のマイナス金利で経済対策に暗雲が漂いはじめています。
策も尽きた感がしており、この3年余りの間、アベノミックスがもたらしたものは、大企業と中小企業の利益格差と個人の所得・資産の格差拡大でした。
金持ちは大金持ちになり、大企業は空前の内部留保を確保しました。
問題は、金融政策の失速で市中に大量に出回っているお金の行き場がなくなっていることです。
いづれ金融緩和が「出口」に向かう時、金利が上昇するなか大量の国債売却、そしてマイナス利回りの国債を持つ日銀に大きな損失が発生します。
とどのつまり、そのツケや穴埋めは誰がするのでしょうか?
結局、政府も自民党も公明党も責任はとることなく、またもや国民へ負担が転嫁されることになるでしょう。
政治機能が正常のときは、富みが公平に再配分されます。格差が拡大していることは、政治が機能していないことを示すものです。
格差の拡大は、子どもの貧困化と連動しており、負の連鎖からくる大きなツケを将来の現役世代が負うようになります。
今選挙は、日本の将来に夢と希望の持てる結果を導き出すための選挙として位置付け頑張らなければなりません。