アベノミクス挫折
『リーマン・ショックや大震災のような事象が起これば消費増税を再延期する』 と17年の延期の時に断言していました。
確かに熊本・大分地震が起きたことで再延期の理由にはなります。
しかし、G7での 『リーマン・ショック前に似ている』 発言には無理がありました。
外国メディアからは、芝居がかっていると揶揄されました。
2つの再延期要因を求めたかったことには理解を示すことはできます。
しかし本質を隠すような姑息な方法には理解できません
素直に、アベノミクスが挫折し経済対策がうまくいきませんでしたので増税は再延期しますと言ったほうがよかったのでは?
安倍政権で矢継ぎ早にだした3本の矢や新3本の矢、いわゆるアベノミクスの効果を総括すべき時期にきています。
アベノミクス効果が薄らいでくると 『1億総活躍社会』 『同一労働同一賃金』 『地方創生』 などの言葉が意識したように次から次とでてきました。
経済失政、財政規律の崩壊を招きかねないだけに、今後の政局に注意が必要です。