世界の平和憲法

今日は、６９回目の憲法記念日を迎えました。

参院選を目前に控え、安倍首相の口から改憲へのトーンが一段と上がってきています。

「GHQの押し付け憲法はいやだ」と駄々をこねる

世界は、2度も大戦を経験したことから、本気で世界の平和憲法モデルを考えた。その結実が今の憲法であると考えます。

2度とこのような戦争をしてはならないという意味が込められていたと思います。

日本だけの憲法ではなく世界の憲法として守るべきと考えます。

ノーベル平和賞への推薦の話しも出ており、日本が世界に誇る「平和憲法」として暮らしの中に定着させて行きましょう。

焦点をぼかしながら、徐々に改憲、最後には９条の改正を目指す安倍首相の姿勢に祖父の姿が透けて見えます。

「日本を取り戻す」　「戦後レジームからの脱却」　の真意は、まさに９条の改正であることに間違いありません。

祖父から受け継いだ「自主憲法の制定」や反知性主義は、国民を巻き込みながら不幸な歴史を繰り返そうとしています。

「最高責任者は私だ。政府の答弁に私が責任を持って、その上で審判を受ける」と繰り返し発言していますが、選挙で当選したら何をしてもいいのではなく、国民の声を真摯に受け止めるが政治の姿勢ではないでしょうか。

参院選での争点を望むのであれば、緊急事態条項だけを全面に出すのではなく、憲法の何を改正しょうとしているのかをきちんと示すことが政治の常道ではないでしょうか。