33回目の赤とんぼ
今年で33回目となる、赤とんぼの会の意見広告が出されました。
「憲法九条を守ることは、あなたとあなたの大切な人を守るということです。」
「私たちはずっと憲法九条に守られて、世界の人々の信頼を得てきたのです。」
「今、その信頼が、きずなが、断ち切られようとしています。若者たちの未来への道を閉ざさないで!」
と、今の現状を強く訴えています。
特に、見出しでは、憲法の前文が・・・
政府の行為によって、再び戦争の惨禍が起こることのないやうに・・・
この意見広告には賛同する3000人を超す人が名前を連ねています。
そして、今日は、ポツダム宣言受諾から70回目の終戦記念日です。
1945年8月15日は、アジアの一番長い日
「大東亜共栄国」の野望に走った軍部
戦火は瞬く間にアジア太平洋地域へ拡大
「聖戦」のための労働収奪、日本軍政が引き起こした食料危機ではインドシナだけでも200万人の餓死者が
太平洋戦争での戦没者は2200万人
日本人の戦没者は310万人
沖縄戦では、本土防衛のための「捨て石作戦」がとられ住民が戦闘員として根こそぎ動員させられ20万人を超す犠牲者が・・・
国民をまもるための軍が住民を楯にしてしまう。 これが戦争だ・・・
なにが首相談話だと言いたい
気持ちのない文章をつなげただけの談話
70年も経ったこの場に及んで、「日本だけが悪いのではない」という書きぶりは、今の安倍首相の本音が見て取れます。
意味のない談話をなぜ出したのだろうか
それは、未来志向のメッセージを出すことによって安保法案を正当化しょうとしているのは明白です。
安倍首相の言っていること、やっていることは矛盾だらけ
戦争法を「平和安全法制整備法・国際平和支援法」と言い換えて、国民を懐柔しょうとしていることは到底許されることではありません。
戦争のできる国になってからでは、
戦争が始まってしまってからでは遅いのです。
(ノーベル物理学賞の京大名誉教授益川敏英氏の言葉)