消費増税に向けた最後の賭け
明日は11月、今日、アベノミクス最後の賭けが行われた。
円安で輸出量が増えると想定していたアベノミクスだったが、増えなかった。
生産拠点の海外拠点が進み、日本製品は国際競争力を失った。
それどころか、原発再稼働ができず、化石燃料の輸入によりコストを押し上げ、経常収支は赤字転落・・・結果、通貨安政策は失敗!
FRBは29日、量的緩和の終了を決定した。日本は真逆の追加緩和!
円安が進めば輸入物価は上昇、物価上昇で目論見通り。
1年前に対し、すでに3%消費者物価が上げっている。
一方で、実質賃金は目減りしており、国民生活は貧しの状態!
更に、労働者派遣法を始め、労働法制の改悪が待っている。
もう~保険も年金も掛けれない~
社会保障制度が壊れていくのも時間の問題!
しかも、黒田発言で判ったことは、GPIF(年金積立管理運用独立行政法人)は国内株式を15%から25%に上げると言っている。
国民が積立ている年金基金をリスクの伴う株式に回すとのこと・・・
株価上昇に浮かれるか、消費税増税とインフレにより痛みを感じるか、どちら?
もはや、賭けではすまされないところまで来たように感じる。
つじつま合わせのツケは必ず国民が負うことになる。