フクシマの今(浪江町その1) | 日小田良二オフィシャルブログ Powered by Ameba

フクシマの今(浪江町その1)

双葉町から国道6号を通って浪江町役場へ到着しました。浪江町役場は、避難指示解除準備区域にあり、区域内への立ち入りは午前9時から午後4時までの間の5時間以内であれば可能となっていました。


ただし、屋外作業した場合の目安も定めていました。1日5時間、空間線量が1μSv/hであれば(月1回/年12日で0.06mSv/年)(月4回/年48日で0.24mSv/年)(月10回/年120日で0.6mSv/

年)の範囲を目安としています。


しかし、15歳未満の子どもや妊婦の方の立ち入りは認められていませんでした。



               役場を表示したモニュメント


                     浪江町役場庁舎


                  帰還のための準備室



              ふるさとを取り戻すための再生課


           復興のシンボル常磐自動車道の表示


庁舎の中では、必要最低限の人数の職員の皆さんが毎日通勤し、執務を行っていました。帰町準備室やふるさと再生課など復興や帰還のための準備をしていました。



浪江町の区域再編については、東部のほうから「避難指示解除準備区域」「居住制限区域」「帰還困難区域」となっており、20Km圏内に居住制限区域と避難指示解除準備区域が入っていました。


<参考>

避難指示解除準備区域(年間積算線量が20mSvを下回るとされる地域)

居住制限区域(年間積算線量が20mSvを超える地域)

帰還困難区域(年間積算線量が50mSvを超えるおそれがある地域)