都道府県連幹事長説明会

ここに来て、政府自民党は、集団的自衛権問題で世論の厳しい風を感じ始めています。

先の、滋賀県知事選の敗北、マスコミ各社の世論調査結果の厳しい報道、地方議会での反対意見書など、少しづつ風向きが変わってきていると感じているのは、私一人ではないと思います。

特に目を引くのが、日経新聞の世論調査で、評価しないが４８％、評価するが３６％となっています。

本日、自民党は、このことを受けてかどうかわかりませんが、緊急の都道府県連幹事長説明会を開催しています。

安倍総理も釈明や正当性を訴えていましたが、どこまで理解されたかは疑問です。

この中で、安倍総理は「統一地方選に勝って初めて日本を取り戻す戦いが完成する。」と述べていますが、どこから、誰から日本を取り戻すと言っているのでしょうか

解釈改憲で主権者である国民から立憲主義や国民の持つ権利を奪おうとしていることを考えれば、「国民から権利を奪い取ることによって日本を取り戻す」と言っているようにしか聞こえてきません。

戦後レジームからの脱却を叫んでいる安倍さん　もうここまで来たら、安倍さん個人のイデオロギー問題では済まされません。