日本政治の行方を問う
昨日に引き続き「自治体議員連合研修会」が開催されました。
本日は、「日本政治の行方を問う」と題して、NHK解説委員の安達宜正氏の講演を聞きました。
講演の内容は、①今年の上半期の選挙を振り返って(東京知事選・大阪市長選・衆院鹿児島2区補選)
②安倍内閣の姿勢 ③野党勢力はどこに行くのか などを中心に話されました。
特に注目されたターニングポイントのが2つありました。
一つは、安倍内閣のがいつ内閣改造を行うか もう一つは、集団的自衛権の閣議決定をいつ行うか であったと思います。
過去の内閣改造を見る限りでは、直後は効果があっても必ず弱体化を招いているという話でした。
集団的自衛権は政権与党内の調整の動向と沖縄県知事選との関係、そして来年予定されている消費増税とのタイミングが大きく作用するとのことでした。
いずれにしても、来年の統一地方選や再来年の参院選での、野党共闘のあり方が大きく影響するものと考えられます。